2019年4月8日月曜日

PBTの話(20) 授業再開

一時帰国とスクールホリデーがあったので、2週間ぶりの授業となった。久しぶりに、2.5コマは、なかなかきつかった。(笑)とはいえ、いよいよ、歴史分野のEJUの試験範囲に突入である。最初に、京都のオマール氏のお墓の画像をJPA生に魅せておいた。新たな意識づけである。みんな、真剣に見てくれた。改めて、「市民革命」に突入であるが、どうしても政治用語が出てくる。ひとつひとつ丁寧に説明していく。漢字を分析して説明すると、理解が進む。英語などで一発で説明するのもいいのだけれど、漢字の意味から推測することが日本語力を向上させると思うのだ。
ところで、今回は、マレーシア連邦憲法を読破した故に、マレーシアの政治体制を例に出して、立憲君主制なども話した。法の支配の例としては、マレー人エリートであるJPAには有効だと思う。マレーシアの国王には、行政権があるが、首相の助言で動かれるという話はわかりやすいようだ。君臨すれども統治せず。名誉革命後のテーゼもしかりである。

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