2019年4月19日金曜日

PBTの話(23) 諸国民の春

先日、授業で7月革命の話をしていた時のことだ。諸国民の春という語を黒板に書いた。すると、すぐ質問がきた。「~の春というのはどういう意味ですか?」「アラブの春と関係ありますか?」うむうむ。良い質問である。ところが、よく考えてみると、夏夏夏夏ココ夏のマレーシアには春がない。説明にはなかなか時間がかかったのだった。(笑)

ところで、先週ミッドバレーで、桜餅のストラップを購入した。春と言えば、サクラであり、桜餅である。60を過ぎて、ザックに桜餅をぶら下げるのも、かなりお茶目であるが、春のないマレーシアでこういう遊びもしてみたい気分なのだ。(笑)ちなみに、発売元は大阪平野区の松野工業株式会社だが、メイド・イン・チャイナである。

さて7月革命・諸国民の春といえば、パリが発祥である。昨日のノートルダム大聖堂の火災に対して、凄い額の再建のための寄付金が集まっているらしい。これに対して、昨年来経済格差を訴えてパリでデモをしている人たちから、石と人間とどっちが大事なのかという批判が強まっているらしく、またパリは燃えさかるのかもしれない。パリはバイオレンスが歴史的な伝統となっている街であることを改めて感じる次第。

また、このノートルダム大聖堂、単なるカトリックの大聖堂というだけではないようで、なかなかミステリアスだ。どうもフリーメイソンやイルミナティとも関係が深いという噂もある。妻とそんな会話をしているのだった。まあ、変な夫婦である。

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