2025年7月10日木曜日

NATO加盟国別ランキング

https://www.youtube.com/watch?v=btppL1Pas-8
YouTubeで、「NATOの最も強力な軍隊32選」というチャンネルを見て、”きっと驚く”というサブタイトルに惹かれて見た。これも地理総合の教材研究の一環である。https://www.youtube.com/watch?v=btppL1Pas-8

軍事力の低い順に紹介されている。人口40万人のアイスランドには常設の軍隊がない。しかし地政学的にロシアの潜水艦の移動を見張る重要な位置をしめておりNATO軍の基地がある。モンテネグロが31位。2350人の現役軍人。空軍は11機のヘリ、装甲車両662台、牽引砲12門、ロケット発射装置12基。海軍は5隻の巡視船のみ。30位は北マケドニア。9000人の現役軍人、空軍は10機の練習機、ヘリ10機、攻撃用ヘリ4機、23両の戦車、装甲車両は2156台、牽引砲191門、ロケットプロジェクター24台。(内陸国故に海軍ナシ)29位はルクセンブルグ。現役軍人は1000人、輸送機が1機、装甲車両が180台。(内陸国故に海軍ナシ)という感じである。全部記していくとすごい文章量になる。ここから順位と国名のみでいくことにしたい。

28位ラトビア、27位はスロベニア、26位はアルバニア、25位はリトアニア、24位エストニア、23位はベルギー。ベルギーは戦闘機を45機(F-16の写真が出た )持っている。22位スロベキア、21位はクロアチア。クロアチアも11機の戦闘機(仏製ラファール)を持っている。20位はブルガリア。ここも11機の戦闘機(ミグ29)を持っている。19位はハンガリー。ここも13機の戦闘機(スウェーデンのグルペン)を持っている。18位は最近NATO入したフィンランド。55機の戦闘機(米国製F18)を持っている。17位はデンマーク。ここも33機のF18を持っている。16位はルーマニア。14機の戦闘機を保有。画像はF16。15位はチェコ。スウェーデンのグルペンを12機保有。

14位はノルウェイ。さすが富裕国で30機の戦闘機はF35とF16 である。なお、この辺の国から潜水艦を保有(6隻)している。13位はオランダ。26機の戦闘機(F16 )、3隻の潜水艦を保有。12位のポルトガルもF16で28機。ここから給油機(2機)も登場。潜水艦は2隻。11位はギリシア。(本日の画像はギリシア空軍の輸送機。尾翼のデザインがなんとも素晴らしいと思う。)戦闘機がぐっと増える。米仏製の混合で194機。11隻の潜水艦保有。10位はスウェーデン。自国製の戦闘機は71機。給油機が1機。潜水艦は5隻。9位はカナダ。65機の戦闘機は当然米国製。給油機は6機。潜水艦も4隻。8位はポーランド。戦闘機は59機。輸送機も49機。なにより現役軍人が20万2100人もいる。潜水艦も1隻(デザインから元ソ連製?)

7位はスペイン。戦闘機は139機(F18とユーロファイター・タイフーンの混合)いよいよスペインから航空母艦を1隻、潜水艦を3隻もっている。6位はドイツ。戦闘機は113機。潜水艦は6隻。陸上戦力は伝統的に充実しているのでスペインより上位に来ているようだ。5位ははフランス。戦闘機は自国製で224機。輸送機は118機もある。給油機は17機。航空母艦1隻、ヘリ空母3隻、駆逐艦(ここでやっと下位国のもついフリゲート以上の艦船が登場する)10隻、潜水艦は9隻。4位はイタリア。90機の戦闘機(F35とユーロファイター・タイフーンの混合 )給油機は8機。航空母艦が2隻。駆逐艦4隻。潜水艦8隻。

3位はトルコ。陸軍だけで35万5200人の現役軍人。205機の戦闘機(F16と懐かしのF4ファントム)輸送機は83機。給油機は7機。陸上戦力(戦車など)もかなり多い。航空母艦はないが、の潜水艦は12隻。2位はイギリス。120機の戦闘機、31機の輸送機、9機の給油機。2隻の航空母艦、6隻の駆逐艦、10隻の潜水艦を保有。

言わずもがな1位はアメリカである。陸軍が132万8000人。1854機の戦闘機、896機の爆撃機・攻撃機、957機の輸送機、606機の給油機、11隻の航空母艦、ヘリ空母9隻、駆逐艦75隻、潜水艦64隻。まあ陸上戦力も当然、桁が違う。

…なんらかの数値でランキングされていると思うが、”きっと驚く”というのは、トルコが第3位であること、ならびにフランスよりイタリアが上位ということ、ポーランドが地政学的にもかなりの軍事力をもっていることだと思う。ちなみに日本は、ある資料によると、イギリスとトルコの間らしい。NATOのランキングでは3位に位置するようだ。ついつい航空ファンとしては、戦闘機数に偏った記述となったが、NATO内でも大きな差があるし、戦闘機もかなりバラバラなので、有事にはどんな協力体制が取られるのだろうかという疑問も浮かんだ。

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