2021年1月31日日曜日

閑話休題 GAME STOP事件考

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/01/post-95521.php
ウォール街の機関投資家と一般投資家が、GAME STOPという会社の株取引で戦争をしている。GAME STOPは、オンラインではなく昔ながらの店舗でパッケージでソフトを販売している会社なので、業界からも株価は下がると見られていた。実際、2016年の平均株価は$28くらいだったが、2019年には$3以下になったこともある。これに目を付け、ウォールストリートの機関投資家たちが空売りを仕掛けた。株価が下がれば下がるほど儲かる。

これに、一般投資家の掲示板(和訳するとウォールストリートの賭場)で、昨年11月くらいからこの空売りに反発した人がこの株を買ったぞと投稿。これに賛同する人々が買い注文を出したので、$50まで上昇した。その後、最高で$400まで上昇、現在は$300くらいで維持されている。

空売りを仕掛け、いつもは一般投資家に損をさせている機関投資家筋は、$200憶の損害を被ることになる。そこで、一部の証券会社(このバックには民主党のGBがいるとかいないとか:これは未確認情報)が取引制限を行い、購入の機能を止め、売りの機能だけ残した。この制限措置で、GAME STOPの株価は大きく下落した。

…まさに権力者による自分に都合の良いルールの変更である。大統領選と同じ路線であるといえる。だからこそ、この話はアメリカで大きな話題になっている。

一般投資家は、当然ながら、証券会社に対し訴訟を起こした。市場の自由を殺す行為であるからだ。やがて、国会議員も批難を始めた。民主党の極左の女性議員は、単純に資本主義の悪を糾弾、彼女のツイートに共和党の超保守議員は全面的に同意するとリツイート。資本主義のルールを破壊することを批判した。(極左女性議員はかなり不愉快だったらしい。笑)両極端の立場からではあるが、国会議員の批判を受けて、証券会社は取引制限を解除した。すると、一気に$300まで上昇し、現在、空売りを仕掛けた機関投資家側は大損するという状況にある。

 多くの個人投資家は、自己の利益より正義を志向している。この会社の株価は、その実態から見て$300は高すぎるので、この(武力を伴わない)戦争が勝利しても、一般投資家は損をするはずだ。$1000~2000の損をしてもいいと彼らは考えているようだ。

リーマンショックの時、アメリカでは経済が失速し、多くの失業者が出たが、ウォール街のエリートたちは政府から助けられた。莫大な退職金を得た者もいる。この時、ウォール街を若者が占領した。資産がない時間だけはある若者の反発だった。しかし、今回の反発は、資産のある中産階級によるものである。一般人とエリートの分断を代表する出来事であるが、占拠事件とは大きく趣が異なる。

…まさに、個人商店の集合である商店街が、損害覚悟で大型小売店に喧嘩を売っているような話で、実に興味深い。そもそも空売りは、金融市場で認められてはいるが、こういう投機と投資の境目がないところが、(開発経済学者アマルティア=センの言う)市場を飼いならすことを阻んでいるように私は思う。

…大統領選挙では、民主主義が破壊されたが、今回の事件は資本主義が破壊されようとしている。この件は、アメリカの破壊という点で結びつく。

実は、大統領選挙でも様々な未確認情報がさらに出ているのだが、今日は、昨日の延長線上で経済の話をエントリーしてみた。 

https://www.youtube.com/watch?v=FqTS-L2Z3as

2021年1月30日土曜日

新書 現代経済学

週一の買い物に出かけたついでに、新書を1冊購入した。中央大学経済学部教授の瀧澤弘和氏の著書である。「現代経済学」副題に「ゲーム理論・行動経済学・制度論」とある。私は、高校教師として政治経済分野で、ミクロ経済・マクロ経済・国際経済などの基礎的な部分を語る立場なので、大学で経済学部に行った教え子がどんな学びをしているか、気になるので購入してみた。

ここ数年、経済学は経済人(ホモ・エコノミクス)をその根底に置いていることを経済分野の最初に確認している。まあ、高校生に分かるように言うと、利益を最大限にすることだけを考える合理的な人間である。この経済学のデカルト座標のような法理を理解すると、学習内容がわかりやすくなるからである。だが、実際のところ、人間は損得だけで動かない。そういう人間の心理と経済学の関わりが重視されていること、ケニアでの実験経済学と開発経済学の融合的な成果(小学校で、寄生虫の虫下し薬を渡したら、出席率が上がったという事例)なども経済学部志望の生徒に語ったりしてきた。

M高校にいた頃、一時「仮想世界ゲーム」を研究・実践していた。私のスタンスは、開発経済学的なアプローチだったのだが、今思えば、実験経済学や行動経済学あるいはゲーム理論も関係していたように思う。極めて人間の心理が露わになるゲームであった。(興味のある方は、その後の「ESDのための仮想世界ゲーム」も含めて、左にある「仮想世界ゲームのラベル」をチェックしてご覧下さい。)

私の大学時代は、経済学と言えば、マルクス経済学が主流で、ケインズ派の近代経済学もちょっとだけ存在するという感じだった。そういった個人的・時代的な背景もあって、改めて今、大学の経済学部で何を万でいるのか、読んでみようと思ったのだった。

まだ、まえがきを読んだに過ぎない。書評の如きものは、また後日に…。

2021年1月29日金曜日

コロナのワクチン 考

https://webronza.asahi.com/national/articles/2020110400009.html
大阪在住ならともかく、四国最西端の伊方町在住の身であるので、コロナ禍に対する関心は正直なところ、そんなに高くないのが現実である。「今日は何人陽性が出た。」というニュースにもあまり反応しない自分がいる。学校に勤務する者として学校がクラスターになったりしては大変であるので、当然の自己管理はしているし、生徒の対応にも注意している。しかし自分がワクチンを打つか否かという話が出てきたら、きっと躊躇するだろうと思う。

理由は簡単で、ワクチンを信用していないからである。日本政府がいくつかのワクチンを用意して、国民の努力義務というカタチで対応しようとしているようだ。私は、糖尿病と言う既往症があるし、3月で63歳になる。不信を抱いている理由は、私の個人的なものではなく、以下の理由である。

開発経済学をかじったものとして、途上国で多くのワクチン接種による被害が出ていることに、構造的な暴力を感じている。人体実験もいいところだ。この世界的な危機の中で、ワクチン製造を焦る「気分」は十分理解できるが、その裏に製薬会社の商業主義も垣間見える。途上国の人たちがその犠牲になるのはどうしても納得がいかないのである。

2021年1月28日木曜日

米国の逆デモクレイジー45

https://twitter.com/usembassytokyo/status/1338771061865852928
ここ数日も、様々な情報が入り乱れている。未確認でないと思える情報をいくつかエントリーしておこうと思う。

まず、バイデン政権が様々な大統領令を出している。不法移民の件に続いて、国境の壁の建設の中止(ニューメキシコ州で工事はストップしている。)カナダからの石油パイプライン建設の中止など脱化石燃料政策、新型コロナウィルス=COVIDを中国ウィルスと呼んではならない(これは冗談のような大統領令である。)など、本当に本人が理解して署名しているのかと思うほど多数である。一概に全面否定的に反駁するつもりはないが、極めて中国寄りかつリベラル色が強い。

…SDGsもリベラルだが、常に環境と経済、あるいは社会のバランスを重視している。脱化石燃料政策は環境には良いだろうが、経済・社会に対する打撃は大きい。石油産業の盛んなテキサス州は、不法移民のことも含めてかなり強く反発している。

テキサス州議会では、独立を前提にした委員会を立ち上げるための住民投票を行うようだ。法的に、独立は州議会で決定できるようだが、あえて住民投票を行うという。

トランプは、フロリダに事務所を開設し、情報発信を行うようだ。トランプ陣営の弁護士群もどんどん情報を発信している。世論を味方につけようとしているわけだ。バイデンの娘の日記が公開され、バイデン本人の異常な性癖もスキャンダル化している。

軍は、まだバイデン側ではない。バイデンに背を向けた兵士や握手を拒否した様子が報道されている。軍は、ディープステイトの児童虐待の件でかなり動いており、子供を救済したという報道もある。

このような情報が、徐々に世論を動かしている。バイデンが大統領令を出しているが、本当にホワイトハウスからなのか?就任式の様子から様々な疑いがもたれている。

…さて、今朝ワシントンを含め、ボストンまでの東海岸一帯で、インターネットが繋がらない状態になったというニュースが流れた。これはいよいよなのかもしれない。

2021年1月27日水曜日

ある生徒の地方創生計画Ⅱ


普段、木曜日の午後に総合的な学習があるのだが、諸事情で今日水曜日になった。小規模校ならではの臨機応変である。先週紹介した、三崎保育所跡の再生計画を考えている1年生のNさんと、視察に行ってきた。2人ではなかなかしんどいなと思っていたのだが、ちょうど塾で学年末考査の勉強を終えたばかりのKさんを誘ったら、喜んでと付いてきてくれた。塾の講師は、生徒を車に同乗させることはできない決まりがあるので、Nさんの担任のH先生に往復輸送をお願いした。ちなみにグランド用のメジャーもお借りした。(2人が手にしているモノである。)

Nさんは、この保育所跡をいろいろと地域創生のために使いたいと考えてるのだが、出発前にKさんが面白いことを言った。1年前に「せんたん部」(三崎高校の総合学習をリードする生徒のグループ:部活ではない。)で、この三崎保育所跡をアジトにしようではないか、という話が出たらしい。実際Kさんは保育所に行っていないし、実現できなかったという話だ。アジトとは、凄いな。極左集団みたいだと私は大笑いした。まあ、ここを拠点にして地方創生を進めたいという構想だったのだろう。

とにもかくにも、保育所跡に着き、所内を見て歩いた。今回の大目的は、その計測を行う事である。何に利用するかはともかく、どれくらいのスペースがあるのかが知りたい。

基本的にはL字型をしているのだが、玄関から入ってすぐ右に職員室、さらに進むと教室がある。うさぎ組、ぱんだ組、くじら組。一番奥はちょっとした舞台があるホールになっていた。中央部分には、トイレや厨房がある。左にはひよこ組という広い部屋があって、乳幼児向けの教室だったようだ。各教室の天井には天井扇があった。エアコンもついていた。(動くかどうかは不明)もう4年ほど使っていないので廃屋というほどではないが、リフォームするのは大変そうだ。蛍光灯もすべて外されていた。でも、Nさんは、目を輝かせて「三崎高校生の力できれいになりますよ。」と言った。うむ。私にも生徒たちがリフォームしている姿が浮かんできた。(笑)

最後に、私はこんな話をした。「絶対できると信じて、ちょっとクレイジーなくらい信じて物事を進めるのもいい。高杉晋作みたいにね。」大人である私は、ついつい様々な問題点を考えてしまう。そんなネガティブなところがないのが若いということなのだろう。まあ、私も昔はかなり無茶をして大人を困らせたものだ。(笑)

2021年1月26日火曜日

SDGsババ抜き カード

https://shouka.thebase.in/items/11863947
地元のM中学校のA教頭先生(社会科も教えておられる:愛媛県では教頭は授業を持つことが普通らしい。高校でも教頭先生は4時間ほど授業をされている。)から、2月末と3月初旬に、補充授業として、SDGsを教えてもらえませんかという連絡が入った。以前から懇意にさせていただいているA先生(三崎高校のOBで生徒会長だったそうだ。)なので、二つ返事で了承させていただいた。詳しいことは後日の打ち合わせで、ということになっている。

SDGsを中学生に教えるとなると、あまり難しい話はできない。私のSDGsの講義は、17ある目標を教えるだけではない。それぞれのターゲットを解説することを旨としている。でないと理解が浅くなるからなのだが、ターゲットは、難解な表現の英語を和訳(直訳に近いと思う。)してあるので、日本語もかなり難しい。SDGsは、そもそもアジェンタであるから、どうしても法的な文章になるからである。高校生でもかなり難しい。それを、できるだけわかりやすく解説することが私のSDGsの講義の特徴だ。…さて、どうしたものか。

で、ちょっと日にちもあるので、オリジナルのSDGsゲームを新たに作ろうかとも思った。昨年考案した地方創生とからめたSDGsゲームもあるのだが、中学生には難しいと思う。そんな中、ネットでSDGsゲームを調べてみると、「SDGsババ抜き」というゲームを発見した。これなら中学生にもいいかもしれない。

他のSDGsのゲームは、購入できないシステムになっている。ファシリテーター研修を受けてのみ実施可能である。だが、この「SDGsババ抜き」は購入可能。価格は、5000円+送料340円。ただし、ネット販売である。書店で扱えれば、教育委員会にお願いして塾の書籍購入予算で入手できるのだが…。うーん。とりあえずお伺いメールを出しておいた。塾でも使うことになるはずなので、もしかしたら許可してもらえるかもしれない。

ところで、アメリカの件、いよいよだという情報を得た。正義が勝ちますように。合掌。

2021年1月25日月曜日

書評 人類の選択 佐藤優3

https://voxeurop.eu/en/the-fourth-reich-really/
アメリカの事は、さらに様々な未確認情報が出ている。あともう少しで解決するようだが、今日もエントリーはしないでおきたい。

引き続き、「人類の選択」の書評。EUと英国の話である。(これは、PBTの教え子R大のJ君の論文作成と関係がある。D大のL君と言い、J君といい、論文作成の相談がメールで送られてくることが、実に嬉しい。)

佐藤優の洞察は、いつもながら歯切れがよい。EUは、そもそもは「二度と戦争をしない」という仏と西独の共通認識に、伊・ベネルクス三国が乗ったカタチで発足した。よって、EUの最大の目的はナショナリズムの抑制である。独仏同盟中心の西ヨーロッパの帝国(佐藤優の新・帝国主義とは、コストがかかるので植民地を求めず、戦争も行わないが、外部から搾取と収奪を行い生き残りを図る)というのが佐藤優の視点である。一方、このEUには、もう一つの顔がある。それはドイツ第四帝国である。経済的にはユーロという名の拡大マルクによるドイツの一人勝ちで、しかも東方進出というベクトルを持っている点である。本書では、面白い比喩が載せられている。「ミュンヘンの高級ビアレストランでカツレツを注文したとする。オーナーはドイツ人。ウェイトレスはチェコ人かハンガリー人。カツの豚肉はハンガリー産、ハンガリーの豚小屋で働くのは、ウクライナ人でウクライナ産の飼料を使っている。」これは、ナチのアーリア人優性でドイツ人が指導層、チェコやハンガリー人はその補佐、スラブ人は奴隷といったヒエラルキーと同じ。軍事力ではなく経済力で実現しているというわけだ。EU内では、ナショナリズムの抑制という理念とドイツによる経済ナショナリズムという現実の齟齬が露呈している。ドイツへの警戒感を各国が持っているし、ドイツもEUから受けている経済的利益を放すつもりはないようで、(EUを)壊すには代償が大きすぎると誰もが考え、”だらしなく続いている”(佐藤優の表現)というわけだ。シリア難民が押し寄せた時、さらに今回のコロナ禍で、EUは大きく揺らいでいる。イタリアの感染拡大時、仏もオーストリアも、スロベニアも国境を閉鎖したのだ。

ところで、英国は総選挙で保守党が国民感情に訴えて過半数を得、ついにEU離脱の方向性を国民投票以後3年半でやっとこさ定めた。英国は、正式名称にあるように、王に対する忠誠によってプレモダン(前近代的)なシステムでこれまでやってきた。このシステムのおかげで陸軍を最小限に抑えることができたわけだ。よって、海軍に力を入れ、海洋国家として、パクス・ブリタニカを現出した。しかし、現在はスコットランドの独立問題やEU離脱後のアイルランドとの国境問題で、陸軍を最小限に抑えることが無理になっている。同時に海洋国家の利点を十分に生かせる状態ではなくなっている。佐藤優は、旧英国領だった英連邦(マレーシアも入るな。)の見直しのようなネットワークを再構築する外交政策をとるのではないかと考えているようだ。

英国のEU離脱。いよいよ現実になるわけだが、アメリカの混乱と合わせて見る必要があると私は思う。我々は、今そんな歴史の分岐点に立っている。

2021年1月24日日曜日

書評 人類の選択 佐藤優2

https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5ed4614ec5b6a23f84cf30d6
アメリカの民主主義ことが非常に気になるが、未確認情報が多すぎて、何となくエントリーを控えている。とはいえ、今読んでいる「人類の選択」に、関係する面白い記述があったので記しておこうと思う。まあ、いつもの米国のデモクレイジー外伝である。

その一つは、アンティファについてである。極左暴力集団と記されることが多いが、アンティファとは「アンチ・ファシズム」の意で、アナーキスズム集団である。よって、オレゴン州・ポートランドで今も暴動を起こしている。ポートランドは、極めて左派的な都市で、貧困に沈む麻薬中毒患者にも優しい街である。シアトルやデンバーにも拡大しているとか。彼らはマルキストではなく、アナーキスト(無政府主義)である。バイデン政権になろうと、その国家の否定方針は変わらない。これからも全米各地で暴動が起こりうるわけだ。

もうひとつ、トランプがプレスビテリアン(スコットランドのカルバン派=長老派)であることは知っていたが、意外に歴代アメリカ大統領で、カルバン派は少ないらしい。国際連盟を唱えたウィルソン、ノルマンディ上陸作戦の英雄アイゼンハワーとトランプだけらしい。トランプが逆境にあっても自分の意思を押し通せたのは、カルバン派特有の予定説による選民意識がある故だろう。(何度か書いているが、私はトランプ信者ではない、今回の不正選挙について憤っている故にトランプ側についている。)

ちなみに、この「人類の選択」では、グローバル化と国家主義を対比的に描いている。この件については、もう少し読み込んでからエントリーしたいと思っている。

2021年1月22日金曜日

米国の逆デモクレイジー44

http://totalnewsjp.com/2021/01/22/biden-15/
逆デモクレイジーが、一応政権を握ってしまったので、タイトルがおかしくなった気がする。だが、まだまだ何かあると信じているので、タイトルはこのままにしておきたい。

大統領の就任式のLIVEは録画だったことがバレてきた。これが史上最高得票数を獲得した大統領の姿だろうか。また、ホワイトハウスから出ているバイデンの動画へのBAD数があまりに多いので減らされているという。選挙の不正と同じ構図である。

テキサス州知事が、バイデンを告訴する方向で動いているらしい。また、就任早々共和党の議員から弾劾の申請が行われるらしい。面白くなってきたわけだ。私はトランプ信者ではないが、正義と民主主義を守るべきだとずっと考えている。コンバットマーチが意識下で鳴り響いている。

http://totalnewsjp.com/


2021年1月21日木曜日

米国の逆デモクレイジー43

https://www.youtube.com/watch?v=wNeMj8CrrDw
ついに就任式が行われたようだ。ホワイトハウスの公式の就任式のVTRはバッドマークが、イイネの5倍もついていたと報道されている。これが、あの不正で莫大な票を得た証拠である。私はばかばかしくて見ていないが、日本のマスコミ報道によると、バイデンは民主主義を守ると演説したらしい。全くもって、どの口が言うのかという話である。

グアテマラやホンジュラスから、莫大な数の不法移民希望者がアメリカ国境を目指している。バイデンが、不法移民を受け入れ、その後グリーンカード、さらには市民権をも付与すると言ったからだ。不法移民はおそらく低賃金で働き、雇用市場をかき回し、治安を悪化させるだろう。CAなどの一般市民は極めて危機感を持っている。ゆくゆくの民主党支持層を増やしたいがための政策であることは明白である。こうしてみると、トランプの作った国境の壁の意味がわかる。そして、アラモでの国境警備隊への演説の意味も。

このまま正義が滅ぶとは思えない。ただ、フロリダに向かったトランプは自信ありげに微笑んでいたのが救いである。

未確認の情報だが、トランプ陣営は、近未来をも予想できる最新の量子コンピュータを使って戦略を練っているというのがある。もし、事実ならどんなシナリオを汲んでいるのだろう。どのような逆転ドラマがこれから起こるのか、全く読めない。

ある生徒の地方創生計画

googlemapで旧保育所(矢印の赤い屋根)を見る
3学期から、塾の講師陣も1年生と共に総合的な学習に参加することになった。私は、地方創生でこんなことをやってみたいというプランを持つ生徒の特別班に関わるように言われた。その生徒は、三崎にある旧保育所の跡地の有効利用を考えていた。結局、民宿にできないかというのが現在のプランである。三崎には、いくつか営業している旅館もあり、地域に受け入れてもらえるとは思えない。この生徒のプランを活かす道はないか、ずっと考えていた。

今日は、A3の白紙を用意して、どう進めていくか話し合った。人、モノ、カネに関わる諸事項の前に、まず実際の旧保育所を視察しておきたい。そのうえで、学校側にプランを提示し、決裁していただく必要がある。さらにプランを練って、役場にお願いに行くべきだということになったのだった。

もちろん、そこに至るまでは、かなり道のりは遠い。起業するに近い。でも面白そうではないか。この生徒の想いを実現するために動いてみようと思う。

2021年1月20日水曜日

米国の逆デモクレイジー42

https://www.youtube.com/watch?v=79T6Wv8nxPs
ほんと、いよいよらしい。ワシントンD.C.は完全に陸の孤島となっているようだ。フェンスは外から入れないようにしているのではなく、内から出れないようになっているという。バイデンの就任式は行われない可能性が高く、すでにマスコミは、バーチャルで作られた就任式のVTRを摂取されないように持ち出されているという噂もある。なぜなら、世界緊急放送を10日間行うという公文書がマスコミ各社に出されたからだ。この放送は、8時間の映画のようなもので、トランプ側のメッセージは当然、今回の選挙での不正の証拠、外国の干渉の証拠、さらに例の児童性愛者の証拠をはじめ、逮捕されたディープスロートの映像などで構成されるらしい。この8時間動画を何度も流すという話だ。この時、インターネットや携帯の通信も止まる可能性もあるらしい。(ネットが止まるのは大いに困るが…。)公文書には緊急放送の期日も書いてあるが、状況次第で変化するだろう。この辺は戦略的なものと考える方が当然だ。

軍は、トランプ側についているようだ。それを証明する期日が記載されていない陸海空(宇宙軍含む)&海兵隊を指揮する最高位の各将軍のサイン入りの公文書もある。25000人もの州兵が就任式の警備に必要だとは思えない。ディープステートを逮捕するためと見るのが普通だろう。州兵は予備兵なので、実際は正規の部隊などが対応すると私は思う。おそらく、民主党のバイデン、ハリス、さらにペロシ(憲法上この3人が大統領になる可能性がある)をはじめ、オバマやクリントン、6日(その後の弾劾の時も含めて)にバイデン側に投票した、あるいは弾劾に賛成した上・下院議員、民主党の資金援助と不正選挙に関わった投資家ソロスら資本家連中、反トランプの高級官僚(彼らは最後までラトクリフの邪魔をした)、そしてマスコミ。もちろん共和党の中にも逮捕者がでるだろう。彼らが反乱法にふれているのは、かのペロシのPCが決定的証拠になったとの情報もある。(いやすでに逮捕されている可能性が高い。)

トランプは、20日以降、大統領ではなくなるので、緊急事態宣言下で軍事政権が成立し、これらの証拠を緊急放送で流し、世論を味方につけたうえで、3月に新たに就任するというシナリオが一番現実性がある。その際、裏切ったペンスはすでに逮捕されているので、ジョン・F・ケネディJrが副大統領になるという情報もある。これまでの(独占金融資本にあやつられた)アメリカ株式会社ではなく、新共和国の大統領として就任するという話も出ている。1月20日は慣習で、3月に就任するというのが本来の姿であるらしい。

トランプ政権は、何度も何度も外に出るな、停電や食料不足に備えよと国民にアナウンスしている。ここまで国民の安全を心配しているということが、美しすぎる。

以上、ネットで得られた未確認情報。おそらく真実はほんの少しの当事者にしか見えていないだろう。

https://www.youtube.com/watch?v=79T6Wv8nxPs

https://www.youtube.com/watch?v=T7TeW4RPBHk

2021年1月19日火曜日

書評 人類の選択 佐藤優

日曜日、八幡浜に買い物に出かけた。またまた妻が、スーパーのガラガラで2等賞の1000円商品券を当てたのだった。(笑)その後、少し本屋に寄る機会があったので、「人類の選択」(佐藤優/NHK出版新書)を購入した。「ポスト・コロナを世界史で解く」という副題に惹かれたのである。

世界史で感染症と言うと、農奴解放を推し進めた14世紀のペストが最も有名であるが、それ以外にもたくさんある。ペロポネソス戦争時のギリシア、五賢帝時代の最後のローマ帝国、6世紀のビザンチン帝国などである。いずれも大きな歴史の転換点になっている。

まだ全部読んだわけではないのだが、エントリーしようと思ったきっかけは、ホッブズのリヴァイアサンの有名な表紙の話が極めて興味深かったからだ。


イギリスでは、15世紀から17世紀にかけて、ペストが何度も大流行している。この頃ペスト医師はくちばし状の奇妙なマスクをつけている。くちばし状のところに、ハーブなんぞを入れていたらしい。(ちょっと怖い。)で、リヴァイアサンである。この表題のAとNの上に、このペスト医師のシルエットが描かれている。佐藤優によれば、ペストのパンデミックから来る無秩序と「万人の万人に対する戦い」というホッブズの自然状態を重ね合わせているのではないかという。…なるほど。

こういう蘊蓄が得られるから教材研究はやめられない。

第1回共通テスト考

先日、第1回共通テストが行われた。読解力や理解力を重視した問題設定に変わった。まずは、私の専門の倫理を見てみる。資料となる文章を読み解くことが当然必要だが、そもそも倫理という教科は、暗記ではなく理解重視なので、そんなに大きく変化したようには見えない。とはいえ高校生にはかなり難解なフッサールの現象学についての設問もあったりして驚いた。

地理Bは設問方式が大きく変わった。地図やグラフを駆使してその読み取り能力と、地理の法則性を問う問題が多く、事前に予備校の発行した共通試験対策問題をやっていないと、かなり違和感があるほどの変化だと思う。

政治経済や現代社会の問題も見てみた。政治経済では「HDI(人間開発指数)」や「人間の安全保障」などが出題されていて、(マレーシアでの3年半も含めて、久しぶりにこれらの問題を確認したので)時代が変わったなあという感想をもった。私は10年以上前からこういうことを教えてきた。現代社会でも、ケニアのマータイさんの「MOTTAINAI」の精神をベースにした問題もあった。私の社会科は、時代的に少し早かったのかもしれない。(笑)

問題は、来年である。基礎をおろそかにして、共通テストのような応用問題は解けない。基礎は基礎として、しっかり学ぶ必要があるし、読解力や理解力をつけるためのトレーニングを常々はさみながら、さらに早めに教科内容を終えてから本格的なトレーニングをする必要があるだろう。そろらく進学校ではすでにそういうシステムが出来上がっているのではないか。まがりなりにも、共通テスト対策に関わる身として、どう対処していくべきか新たな試行錯誤が始まる。

2021年1月18日月曜日

米国の逆デモクレイジー41

https://ameblo.jp/xyza9117/entry-12626320930.html
ポンペオ国務長官が、ついに今回のコロナウィルスが、武漢の研究所で作られたことを明言した。つまり中国共産党の生物兵器だと公式に認めたわけだ。このままだとあと3日というところでの発表の意味は何か。

20日のバイデンの就任式にはトランプは出席せず、フロリダに向かうらしい。就任式自体も議事堂の裏側でモールに向かい行われるのではなく、バーチャルで行われるという。一方、軍の基地で盛大なトランプの離任?セレモニーが行われるようで、軍はトランプ支持であるとアピールがされている。

今流れている未確認情報をまとめると、20日がどうなるかについて次のような仮説があるようだ。①バイデンの就任式が中止になり、そのままトランプがホワイトハウスに残る。②就任式が行われ、そこで犯罪者が反乱罪で逮捕されて、フリン将軍がアメリカ軍をリードして、今回の大統領選協で起きたゆがみについて調査し、その後トランプが大統領になる。③トランプが大統領の権限を譲渡しないと宣言し、バイデンが最高裁に訴える。そこで今まであった証拠を全部出し、トランプが勝つ。多数の州兵がワシントンD.C.にいるので極左暴力勢力は最高裁の審議のじゃまをできない。(また、戦争をしないトランプが、軍需産業とはすでにトランプ側は手打ちをしており、対中戦争開始の約束をしているという話もある。)④就任式で、極左暴力勢力がトランプ側を装い、バイデンを暗殺し、ハリスが大統領になる。…当然ながら、これらの仮説は噂の域を出ていない。

すでに、ラスボス(RPGでいう最も強い最後の敵:イタリアにあるバチカンを支配するファルネーゼ家)は倒したという説もある。この影響なのか、イタリアやドイツの首相が辞任しているようだ。バイデンやCCP(中国共産党)などは、その下の敵という事らしいのだが。もちろん、これもまだ未確認情報。

世界緊急放送(画像参照)が流れると言われて久しい。この放送の中では、選挙での不正だけでなく、ディープステイトが常習化していた児童虐待・虐殺などの思わず目を覆うような実態や、9.11の真実なども暴露されるはずだ。まだまだ米国民の中で、大メディアに騙されている人々も多い。いつ、行われるのだろうか、それは上記の仮説のどれか、あるいはそれ以前(今日・明日中)だと思われる。いずれにせよ、近日公開は間違いないと思う。

2021年1月17日日曜日

米国の逆デモクレイジー40

http://totalnewsjp.com/2021/01/14/trump-501/
ここ何日か、アメリカの状況は分かりにくい。特に、公式なものが少ない。だが、ワシントンD.C.に2万5000もの州兵が集まっていることだけは確かなようだ。20日のバイデンの就任式も微妙である。リハーサルは中止されたらしい。

6日の議事堂乱入事件については、様々な情報が流れているのだが、主犯格の男はやはり民主党側の極左集団であることが、すでにわかっているようだ。その後、釈放されたとの情報もある。(司法取引かもしれない。)なのに、下院院内総務のペロシがトランプの指示で支持者が乱入したという理由で弾劾を進めているわけで、わけがわからない。冷静に見ると、弾劾の政治的な意味合いが一気に低下したような気がする。すでに、共和党の議員が、バイデンがもし大統領になったら、すぐに弾劾をすると言っているとか。たしかに、そうなるよな。

13日に「一週間後に辞任する」とツィートしたポンペオ国務長官は、まだまだガンガン中国叩きを進めているし、機密文書であるオバマゲートの内容(トランプが大統領に就任後、ロシアゲート事件を捻出しフリン将軍などが逮捕された)を公開したというのも事実らしい。これらが、バイデン政権が出来た後、中国外交などで鎖をつなぎ、すぐには変更できないようにするという意味合いなのかは不明。

「ポップコーンを食べながら、楽しんで欲しい」とのホワイトハウス関係者からメッセージも流れている。大逆転、いよいよかなと私は思っている。

2021年1月15日金曜日

マレーシアの非常事態宣言

https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-malaysia-king-idJPKBN29H0GR
去る12日に、国王がマレーシア全土の非常事態宣言を出された。10月にもムフディン首相がその要請を出したようだが、国王は拒否されたようだ。ただ、現時点でのコロナ禍は厳しく、1日当たりの感染者は3000人を突破し、11日現在の累計で138000人が感染、死者は555人と、人口を考えると日本以上である。

この連邦憲法に記載されている非常事態宣言は、国会を停止し、首相・閣僚が議会の承認なしで法律を制定できるという、三権分立を一時的に停止することになり、たとえは悪いがナチの全権委任法に近い。マレーシアにいる時、マレーシア憲法を学んでいて、かなりの権限が首相に集まることに驚いた。国教のイスラム教以外の宗教においては、この非常事態下では集会は禁止されていたはずだ。ヒンドゥー教の奇祭タイプーサムが1月28日に予定されていたはずなので、これも自動的に中止になるはずだ。私も一度参加したが、あの混雑は巨大クラスター以外の何物ではない。また2月に中華系の旧正月となる。緊急事態宣言はそれらを念頭に置いたものという気がするのは私だけではないだろう。

政治基盤の薄い現首相には政治的な理由も十分ありそうだが…。

一応8月まで非常事態宣言は続くらしい。今のロックダウン状態と、どう変わるかはわからないが、短縮もありうるとの首相の発言があったことには注目したい。

何より心配なのが、L君をはじめとした在マレーシアの教え子たちのことである。日本に来れる日がまた遠のくのだろうか。また、PBTはどうなるのだろう。様々な不安が脳裏をよぎるのである。一刻も早い非常事態宣言の解除を望みたい。マレーシアの医療関係者も大変だろうが、頑張ってほしいところである。ふと、タマンデサの病院の人々を思い出した。英語が不自由な私をよく助けてくれたようなあ。頑張れ、マレーシア。

東京・青梅にTR-3B?

https://ameblo.jp/j9team/entry-12614613846.html
妻があるYouTubeを見ていて、東京の青梅市に米軍の「TR-3B」が来ているというコメントを見つけた。「知ってる?」航空ファンを自称する私に聞いてきたのだが、初めて聞く機種である。普通、アメリカの軍用機は、最初のアルファベットが重要だ。Aは攻撃機、Bは爆撃機、Cは輸送機、Fは戦闘機という具合だ。Tは練習機を意味する。「きっと練習機だと思うけど…」と答えて、とりあえず調べてみて、二人とも飛び上がるほど驚いた。昨晩のことである。

https://jp.finalfantasyxiv.com/lodestone/character/17574378/blog/3573877/

https://www.deviantart.com/pinarci/art/TR-3B-Anti-Gravity-Spacecraft-850227341
これは、米軍の軍用機であるそうだが、どうみてもUFOである。

極秘にエリア51(ネヴァダ州の米軍基地/様々な噂がある)で開発された反重力戦闘機だという。コードネームはアストラ。プラズマを発生させ攻撃することが可能で、飛行原理もプラズマを利用し、いわゆるUFOのような飛行(急発進・急加速・ジグザグ移動など)も可能とのこと。バグダッドやアフガンでも使用されたという情報もある。

かなり眉唾な話であるが、先日エントリーしたデビルスタワーの話と結びついてくるような…。

…ところで、機体の名称「TR-3B」の意味は何なのだろう。実験機ならXで始まるのが普通である。単純にTRはトライアングルのようだが、TR-3はトラさんを意味したりして…。ではBは?最後のアルファベットは最初に開発した機体はA、改良型はBとなる。(例えば、B1Bのように)ということは、トランプ大統領の2期目という意味だと無理やり結論付けてみた。

もし興味がある方がいたら調べてみてください。いくつか動画も上がっています。

2021年1月14日木曜日

米国の逆デモクレイジー39

http://wall.kabegami.com/detail/527135191/
テキサス州は、唯一独立した共和国からアメリカ合衆国に参加した唯一の州である。州憲法にも独立の可能性を残しているし、実際独立の住民投票を行う可能性(否決された)もあったらしい。昨日のトランプ大統領の演説は、アラモで行われた。私もこれを見逃していた。アラモは、テキサス独立戦争時に、圧倒的なメキシコ軍に取り囲まれた地だ。しかし、テキサスは劣勢を挽回し共和国を成立させたという歴史を持つ。ここで唐突にスピーチが行れたわけだ。敗北宣言とも受け止められているが、なら、なぜアラモでなのか?大きな意味があるように思う。

テキサス州は、万が一BD政権が成立したら、独立を主張するのではないか。テキサス州は合衆国の憲法を認め、合衆国に参加したわけだから、その憲法が今回の不正選挙で蹂躙された故に独立するというのは十分説得力を持つ。この独立騒ぎが起きれば、なぜ憲法が蹂躙されたのかが大きな話題となり、民主党も左派のマスコミこれを無視することはできない。

例のテキサス州の訴訟の際、他の州も追随したが、少し意味合いが違う。もし彼らがテキサス州と同様に動いたら内戦化する可能性もあるが、テキサス州はスタンス自体が違う。そんなことを考えていた。よって、昨日の演説は、第二のアラモ砦、正義は最後にはかつという宣言のように聞こえるのだ。

兵法に、敵を欺くためにはまず味方からというのがある。いよいよ決戦の時のような気がするのだが…。未確認情報が多くて、昨日の内容(ペロシと弾劾の件)も間違いがあったりする。だが、現状において、とにかく拡散することに意味があると私は思っている。情報リテラシーが今ほど重視される時はない。

2021年1月13日水曜日

米国の逆デモクレイジー38

http://totalnewsjp.com/

この3日間ほどの動きについて、主だった情報をエントリーしておきたい。

ペロシ下院院内総務の弾劾案は否決されたようだ。しかも、この時本人は欠席していたことがわかっている逮捕されたという確実な情報はない。ただ、トランプ陣営から、キューバへディープステートを送るために船舶が使われるという情報が出ている。以前から増築されていたグアンタナモ行きである。

トランプ大統領が日本時間の今朝、テキサスの国境沿いで、国境警備隊ならびにメキシコ軍に対して感謝の演説を行った。取りようによっては敗北宣言に聞こえる演説のようであるが、たしかに彼は憔悴している。(当然だろう。今日の画像参照)ただ、彼の周囲・ポンペオ国務長官は絶好調で、台湾との関係を深める話やNATOとの打ち合わせにベルギーに飛ぼうとした。しかし中止したようである。これは敗北につながるものか、Dデーの準備のためかわからない。

トランプ大統領の支持率は51%だという情報もある。こういう世論調査はだいたい主催者の意義が働くので何とも言えないが、もっと多い可能性もある。

ワシントンD.C.に戒厳令に近い宣言がなされたようである。NYなどでもアパッチなどの攻撃用ヘリが飛び交っているという情報もある。

トランプ陣営の通信を遮断したTwitterやFacebookの株価は下がっているし、各国首脳からも批判が上がっている。

果たして、トランプ陣営の逆襲がうまくいっているのか、いってないのかよくわからない。未確認情報も多いので、応援しているYouTuberもかなり疲労しているようだ。再度確認したいが、私は今回の不正選挙が民主主義を崩壊させると思っている。だから注視しているわけだ。意外に、みさこう生の中でも、大統領選挙に興味を持っている生徒が複数いて、もう少し状況がはっきりわかるまで解説は待って欲しいと言い訳している次第。(笑)

2021年1月12日火曜日

閑話休題 塾再開の日

昨日の国道197・まりーな亭前の雪だるま
7日に始業式があり、学校は3学期に入ったのだが、開塾直後に吹雪になった。学校側より全員下校、閉塾の指示がでた。というわけで塾生の顔を見る間もなく、帰宅した。さらに翌8日は大雪で臨時休校となった。9・10日の土日と11日の成人の日で事実上5連休(2日間の自宅勤務を含む)となったのだった。とにかく我が人生で、(スキー修学旅行時を除いて)最もひどい雪に遭遇した。しかも四国の最西端、かなり温暖でミカンがなっている三崎で大雪に遭遇するとは実に意外である。

9日朝の駐車場/愛車も雪だるま
今日は、塾再開の日と言っていい。年始は受験生を中心に来塾生徒は3人くらいだったし、久しぶりにみんなの顔を見た。明けましておめでとうという挨拶も完全に賞味期限を過ぎてしまった。令和3年の未咲輝塾は、大雪のために全くもって不思議なカタチで始まった。10人を超える来塾者があったのは、かなり久しぶりで、新鮮な気分にもなる。

数学や英語、あるいは理科の講師陣はさっそく質問に答えている。私は先程まで明日のみさこうDAYの準備をしていた。いままで作成したパワーポイントを再構成しながら、一神教について講じる予定である。

2021年1月11日月曜日

閑話休題 デビルスタワー

https://plaza.rakuten.co.jp/shizuka2rainbows/diary/201211240000/
刻一刻、様々な情報が入り乱れているのだが、未確認情報も多い。で、閑話休題。デビルスタワーの話をエントリーしていこうと思う。デビルスタワーについては、10年近く前にエントリーしているのだが、ワイオミング州にある国定公園である。火山のマグマの部分だけが露出している奇妙な風景だ。私は、サウスダコタから長時間ドライブの果てにたどり着いた。アメリカはほんと広い。このような光景が存在する事自体が素晴らしい。そういう想いに駆られる場所だ。もちろんネイティブアメリカンの聖地である。

このデビルスタワー、スピルバーグの未知との遭遇で有名になった。ここにUFO(マザーシップ)が降りてくるのである。私はこの未知との遭遇という映画が好きで何度も見た。珍しく、UFOや宇宙人を悪役にしないSF映画である。

https://www.pinterest.jp/pin/418482990377577164/
ところで、2019年トランプ政権は、空軍の管轄下に宇宙軍を作った。さらに先日の報道によると、この宇宙軍はラトクリフ情報長官下の情報組織の一つとなったらしい。

…このことは何を意味するのだろうか。

2021年1月10日日曜日

米国の逆デモクレイジー37

第6報。大統領令と反乱法は、国民に明示しなくてもよいそうだ。軍はすでに静かに動いている可能性が高い。ただし戒厳令は明示する必要があるとのこと。

よって、リンウッド弁護士のパーラーへの投稿「安全のために、水、食料、ラジオなどを10~12日間用意してください。必要ではないことを願っていますが、悪意ある人物が主要都市で暴力を振るう可能性は十分あります」という意味が分かる。

国会への左派暴力集団の乱入は、事前に民主党議員には知らされていたようで、その情報を元に陸軍特殊部隊も動き、ペロシ下院院内総務のパソコンを押収したらしい。これに動揺した彼女は、大統領弾劾、あるいは軍の指揮権はく奪などの動きに出たようだ。この軍への働きかけ=職権乱用は、クーデターと見られても仕方がない。すでに国外逃亡を図りつつも国境近くで逮捕されたという未確認情報もある。

SNSを止められたトランプ陣営は、緊急世界放送システムを使う可能性が高い。余りある証拠の提示と戒厳令の発表はこれで行われる可能性が高いのだが、詳しくは不明。

正義の反撃は、静かに進んでいるようだ。

2021年1月9日土曜日

米国の逆デモクレイジー36


第5報。(少なくとももう少し)現役の大統領のツイッターやFacebookのアカウントが削除されたらしい。またグーグルやアップルではパーラーも使えなくなるらしい。議会で(一応)結果が出たのに、この仕打ち。一企業が最高権力者にこんなことをすのだけで異常であると私は思う。さらにトランプ陣営の人々に対してもである。そして下院院内総務のぺロシは、この時点でなお大統領弾劾を画策している。(これは意外?にもペンス副大統領に拒否されたらしい。)ディープステートは何を恐れているのか。

どうやら、遅れていたラトクリフの外国からの選挙への介入を示すレポートが完成し、上院に提出されたらしい。(この内容を解説しているWEBニュースは、バンされたようだ。ここの内容を記したかったが残念である。追記:夜になって、http://totalnewsjp.com/が繋がった。)

民主主義の根幹は、言論の自由である。それを侵している側に正義はあるのだろうか。

2021年1月8日金曜日

米国の逆デモクレイジー35

国道197も凄い積雪
第4報。昨日の議会でのバイデンの承認もショックだったが、一方で行われていたジョージア州の上院議員選挙では、懲りもせず例のドミニオンを使って、民主党が勝ったようだ。この外国からの不正操作に、以前から言われていたバチカンの関与が明らかになったようだ。

最後の沼に住むワニが出てきた。イタリアはNATO同盟国なので、その調整に手間取ったようだ。トランプの演説があるはずで、今それを待っている状況。

米国の逆デモクレイジー34

今朝の三崎は凄い大雪になっている。
第3報。トランプ大統領は現在テキサスにあるようだ。それも米国時間20時に議会が再開され、正式にバイデンが大統領として選ばれる前にD.Cを、空から軍事作戦を行うための軍用機BoingE4に乗って移動したとのこと。いよいよ軍事オプションに入ることになったようだ。

昨日ネットでは、トランプのツィートが削除され、今は使えなくなっていることに怒りが渦巻いていた。そのツィートは、「みんな平和の思いで家に帰ってくれ」という「Go Home」という語が含まれている。これは、反乱法を出すために「必要なこと」であるらいい。文書でGo Homeといわなければならないとのこと。ネットで、様々な人々はこれを指摘している。凄いな。みんな凄く勉強している。したがって、ツイッターは反乱法を出させまい、としているわけだ。

なお、議会がすぐ再開されたのもおかしい。あれだけのことがあれば当然安全を確保するためにもっと時間がかかるはずである。メンタル面で議員はかなり脅されたようで、上院の共和党でトランプ側についたのはたった6人だという。これで共和党も終わったようだ。

大統領令13148(外国による侵略に対する一時的な戒厳令)ではなく、一気に反乱法か。

2021年1月7日木曜日

米国の逆デモクレイジー33

学校の駐車場もみるみるうちに白黒写真になってしまった。
 昼過ぎから、三崎地区は凄い吹雪になった。みるみるうちに雪が積もっていった。で、学校側から、生徒を帰したいので塾も閉塾願いたいとの連絡があった。もっと寒い地方から見たら、これくらいと思われるかもしれないが、国道197で八幡浜方面にバスで帰る生徒もいるし、灯台の方に住んでいてバイク通学の生徒もいる。そういう特殊事情があるのである。町教委にも閉塾報告したうえで、帰宅してきた。まだ今のところ凍結はしていないが、私の車はスタッドレスタイヤではないので、明日以降が心配である。

で、アメリカ大統領選第二章・第二報を勤務時間内だが、重要な時事問題の教材研究の一環としてエントリーしたい。ネット上の情報を整理してみると、D.C.の警察がトランプ支持者の格好をした極左暴力集団アンティファを招き入れたようだ。それは、ペンス大統領がその投票集計を拒否することなく(つまり裏切って)アリゾナ州の投票結果を伝え、予定どおり異議ありの声が出て、上下両院で審議に入り、上院では院内総務マコーネルが異議なし(つまりK氏の予想ははずれ、中国の情報企業三社のNYSE上場が再度取り消されたので、もっと言えばトランプが妥協案を蹴ったので、予定通り裏切って)だったが、テッド・クルーズ(次の共和党大統領候補と言われているテキサスの議員)が、すでに宣言しているとおり反対だと述べたすぐ後だったようだ。

夜になり、議会は再開されたようだが、その後はまだ情報が入ってない。問題は、莫大な各州の不正の証拠と、バイデンファミリーの犯罪の証拠(最新ではウクライナにある別荘を軍(デルタフォース)が急襲、金塊や中国製ライフルと弾丸、ヘロイン、さらに迷路のような地下道を進むと発見された壁に貼り付けられた拷問器具と肉片などが発見された。)をいかにマスコミに騙されている一般の人々に知らしむるかにかかっているようだ。ちなみに犯罪者、あるいは犯罪者の家族は大統領・副大統領にはなれないと憲法にある。

…今回の大統領選挙、私はトランプを好きだから支持しているわけではない。不正選挙をした民主党=バイデン=中国共産党を許せないのである。こういう正義感を捨てたら、人間おしまいだと思う。今、そんな思いに駆られている。

米国の逆デモクレイジー32

朝起きら、D.C.がとんでもない話になっている。議事堂前のモールに多くのトランプ支持者が集まっていたが、議会が開かれると、トランプ支持者を装ったアンティファが議会に侵入、占拠したようだ。女性が1人撃たれたらしい。警察がこれに対応しているが、すでに現地は日が暮れている。これ以上はよくわからない。

ご丁寧に、各マスコミは、トランプ支持者が議会を占拠と報道している。(もちろん日本でも)敵も必死だ。さて、もうこれは大統領令どころか戒厳令ではないか。これが普通の見方である。とりあえず、第一報。

2021年1月6日水曜日

米国の逆デモクレイジー31

https://news.yahoo.co.jp/articles/8a477802945bb9c08796fd500790d7ef75f119d3
アメリカ大統領選挙第二章も、いよいよ最大の山場1月6日になった。もちろん時差があるのでアメリカ東部時間ではまだだが…。ワシントンD.C.に、多くの人が集まってきている。アーミッシュも徒歩や馬車で参加するらしい。ホテルはディープステートの妨害で休業中とか。もちろん、極左暴力集団・アンティファもこの集会を阻止しようと虎視眈々のはず。そんな危険を顧みず、在米日本人も多く参加して、FacebookやYouTubeで同時中継をするらしい。

ところで、実際のところ今晩はどうなるのだろうか。悲観的な予想もあるのだが、私はあるKというYouTuberのかなり楽観的な予想を期待を込めてエントリーしておきたい。まずペンス副大統領=上院議長が選挙人選挙の結果を開封するところまでは同じだ。K氏の予想は、ここで激戦州=不正投票が行われた州の結果は無効だと宣言、あるいは上院・下院議員(上院は11名、下院は100名の賛同がある)の無効だとの訴えを受け、とにもかくにも上下両院で2時間という制限時間内での討論に入る。ここまでは全部憲法に沿った流れである。悲観派はこれで決着がつかないとし様々な予想がされている。ところがK氏の予想は違う。ここでトランプの再選の決着がつくというのである。

これは意外な予想である。何故なら、上院をまとめるマコーネル(共和党だが中国共産党ズブズブの実力者、しかも妻は中国人だ。)も、下院をまとめるペロシ(民主党でこちらも不正への様々な証拠情報が流れている)も、トランプ陣営の明らかな敵だからだ。もし、大統領令から反乱法が発せられるとキューバ(=グァンタナモ刑務所)送り間違いなしの人物である。K氏は、12月31日に中国の情報通信会社3社がNYSCの上場取り消しという大統領令を出したが、4日にそれが再度上場したことに注目している。この大統領令を取り消すことができるのは本人のみである。何故、トランプは取り消したのか?実は続いて中国の石油会社の上場取り消しの大統領令を出す予定であったようで、そんなことをすれば中国のこれらの企業に莫大に投資している中国共産党のノーメンクラツーラ(おそらくは江沢民一派)の資産は紙くずになる。(すでに通信会社だけでも大損をしているはずである。)

そこで、新年早々マコーネルは(江沢民派の意向を受けて)寝返りの条件をトランプ本人に提示したらしい。(会談があったことは情報として流れている)この2年間のうちに中国共産党は変わる(=強硬な習近平政権を倒す)というものであるらしい。だからこれ以上はやめてほしいというのが中国共産党の本音であるのだろう。もしアメリカやNATOと戦争となれば中国は絶対負ける。中国共産党も解体されるまで叩かれるだろう。とりあえず2年の猶予を、というわけだ。トランプ本人はこれを飲み、ゆえに情報通信会社の上場を再開させた=石油会社の上場もそのままにしたというわけだ。

マコーネルは、これをうけてペロシも説得しているはずだ。このところ、オバマもクリントンも一切出てこない。(本当にすでにキューバにいる可能性もある。)ほぼ2か月にわたってトランプ陣営の集めた証拠は膨大である。もし、大統領令を発動し、逮捕に踏み切ったらディープステートは終わる。すでに勝負はついているのである。よって、マコーネルとペロシは上下両院をトランプ再選でまとめ、メデタシ・メデタシというわけだ。

…楽観すぎる予想であるかもしれない。だが、これがアメリカを最も傷つけない策であると私も思う。もめたら、絶対に内乱あるいは最悪分裂状態になる。アメリカの国力を維持し、中国共産党が敗北を認め2年間の猶予を与え、二度と手出しできないようにする。しかも戦争回避。トランプは強行的な言動や風貌に似合わず暴力的手段をさけたいようだ。

…問題は、後始末である。ディープステートやマスコミである。権力に近い議員も無事では済まないだろうが、トカゲのしっぽ切りで終わる可能性が高い。ジョージア州の州務長官を逮捕だけではすまないだろう。この辺はさてさて、という感じである。

…K氏の楽観的予想を私も共感してエントリーしたが、果たして…。

2021年1月5日火曜日

スーダンとイスラエル国交の話


まさに、たまたまだが、YouTubeの越境3.0チャンネルにアクセスした。昨日エントリーしたイスラエルとアラブ諸国の国交樹立の話がテーマだった。アフリカ留魂録としては、実に興味深い。何故スーダンはイスラエルと国交樹立したのだろうか?

ムサムハンマド・オマル・サイードという元スーダン共和国特命全権大使(ムサさん)が東京、石田さんというこのチャンネルを主催している方がハルツームという面白いシチュエーションでの対話を楽しませてもらった。

本音でいえば、これは政権間の問題でしかないようだ。スーダンの一般人は、パレスチナ問題を解決しないといけないと考えており、私たちがイスラエルのITを駆使した灌漑農業などの協力を求めるのではないかなどという話はないようだ。ムサさんは、ガザを「世界最大の刑務所」と呼んでいたのが印象的である。

…私はイスラエルの味方でもアラブ諸国の味方でもないのだが、イスラエルに行ったとき、パレスチナ自治区・ヨルダン川西岸に入った経験がある。といっても、かの有名なベツレヘムである。威圧的な壁が生誕教会より印象深かった。出入国には当然パスポートが必要であるが、イスラエルに帰る時、イミグレで若い女性が足を投げ出し、対応していたのには驚いた。職業にプロ意識を持つ我々日本人には理解不能である。上海空港の両替窓口の「没有(メイヨー)姉」以上にひどかった。この選民意識から波及している他民族への侮蔑感を強く実感した。ガザを「世界最大の刑務所」と呼ぶ心情は、このような経験から理解できる。

…ここからは私の推測である。スーダンは長くアメリカにテロ支援国家扱いされてきた。南スーダン独立の際も、セルビアよろしく悪者扱いされてきた。まあ、ウサマ=ビン=ラディンがアフガニスタンに行く前に潜伏していたこともあるからだが、このテロ支援国家扱いを解除してもらうのが国交樹立の条件だったのではないか。そんな気がしてならない。本来は豊かな地であるスーダンが良きガバナンスをもって、発展していくことを願うばかりである。このムサさんの話、UAE批判とか金の産出の話とか、かなり面白いので興味のある方は是非覗いていただきたい。

https://www.youtube.com/watch?v=gATWQsPoZIQ

2021年1月4日月曜日

書評 世界を動かすイスラエルⅢ

https://gerira13.militaryblog.jp/e549034.html
「世界を動かすイスラエル」(澤畑剛著)の書評その3である。最近、イスラエルとUAE、バーレーン、スーダン、モロッコ、そしてブータンと国交正常化が続いている。ブータン以外はトランプ政権の後押しであるが、アラブ世界の対イラン情勢が透けて見える。すでにパレスチナ問題は過去のものになったかのようだ。今回のエントリーでは、イランを中心としたイスラエル包囲網について記しておきたい。

イスラエルにとっての”ラスボス”(RPGゲームの最終・最強の敵の意味)はイランであるようだ。イランは、イスラエル包囲網を形成しているが、その尖兵はレバノンのシーア派組織・ヒズボラである。宗教的なモザイク国家であるレバノンの30%はシーア派である。1982年のレバノン侵攻の際結成された民兵組織ヒズボラだが、2000年にはイスラエル軍を完全撤退させ、さらに2006年にはイスラエルの無敗神話を破った。その後レバノンの政治でもキングメーカーとなっている。シリア内戦では1万人のヒズボラが戦闘に参加したが、現在はそのうち7000人がレバノンにもどり南部に配置されているという。レバノンのシーア派地区にはホメイニ師やハメネイ師の肖像画が掲げられ、イランと見間違うほどだという。

イラクでは、IS討伐の際に、ポスト・フセインで政治の実権を握ったシーア派が民兵を組織し、後に準国軍となり2019年には、ホメイニ師の肖像画を掲げてバグダッドで軍事パレードを行った。イラクでは、イラン製の食品や電化製品が市場に出回り、今やイランの一部のようになっている。(フセインはスンニー派だが、もともとイラクはシーア派の方が多い。)

パレスチナ自治区のガザにはハマスがいる。2007年、スンニー派・イスラム復古主義のハマスがパレスチナ自治政府を追い出した後、ハマスを応援したのは、シーア派のイランだった。2011年のアラブの春でエジプトのムバラク政権が倒れ、イスラム政党が政権を握ると、ガザとエジプトの国境が開いた。その際に、イランはロケット弾を送り込み、ハマスの戦闘員をイランで軍事訓練を施したとされる。イランとハマスは宗派は違うがパイプが太い。

一方、サウジの裏庭イエメンにも勢力を広げている。アラブの春で独裁が崩れ混乱したイエメンでは、イランの支援するシーア派の民兵組織フーシ派が台頭、首都から国土の大半の実効支配に乗り出した。サウジは空爆で答えたが成果は上がらず、反対にミサイルやドローン攻撃を受けている。

…敵の敵は味方ということだろうか。シーア派のヒズボラはともかく、ハマスとイランの宗派を超えた協力体制はちょっと不思議である。マレーシアの教え子たちは、温厚なスンニー派であるが、シーア派にはかなり手厳しかった。ハンバリー派の法学の権威の中田先生も、著書の中でシーア派については手厳しい。(世界的には9:1だが)中東地域では、スンニー派とシーア派の比率は、5:5と言われる。このあたりが興味深いのだが、今やイスラエル対アラブという図式は完全に過去のものとなり、イスラエルの協力を得たスンニー派対イランとその支援を受けたシーア派という図式に変化しているわけだ。

米国の逆デモクレイジー30

http://totalnewsjp.com/
アメリカの大統領選挙の情報が、刻一刻ともれ伝わってきている。

ジョージア州ではフルトン郡の不正票をトラックで運び細断したとか。これは投票用紙を何年か保管しなければならないという規定に反した重大な犯罪である。とはいえ、偽の投票用紙のサンプルを共和党側が写真に撮り(画像参照)証拠を確保したという記事も出てきた。5日にジョージア州では、上院議員選挙があり、またどどどっと郵便投票が行われているようだ。ドミニオンの懲りずに機械を使い、これが外部からアクセスできることが改めて明らかになったという報道もある。…全くどうしようもないなあ、ジョージア州。

6日は何が起こるのかわからないが、凄いことになりそうだ。まず、次期大統領候補とされるテッドクルーズ上院議員が、上院で今回の裁判の不正を主張し、下院と共に審議することがほぼ確定したようだ。さらに最高裁のロバート判事が行ったという児童虐待の島のオーナー、エプスタインは生きていて、何らかの証言をするのではないか、という報道。もっとびっくりしたのは、現在イギリスにいるウィキリークスの創設者アサンジが恩赦され、ディープステイトについて証言するのではないかという報道。ケネディJRの生存説と共に、とんでもない事実が明らかになりそうだ。

一方、ペルシャ湾にあって、イランを威圧していた空母ニミッツに撤退命令が出たらしい。この意味は全く不明である。南シナ海へ向かうのだろうか。

…まったく予断を許さない状況が続いていて息苦しい。正義を貫くには何より勇気がいる。

備忘録 中国の鉄鉱石事情

https://kfujiken2.exblog.jp/21940804/
毎朝聞いている中国関連のYouTubeで、まさに保存版と言うべき内容があった。備忘録としてエントリーしておきたい。

中国の経済を牽引しているのは不動産開発である。人口が強大な割に内需は少ない。不動産開発で融資を回している借金経済である。よって、不動産開発のための鉄の需要がすこぶる多い。なんと鉄鉱石の輸入は世界の75%を占めている。

しかし大量に輸入するわりに安く購入することはできない。鉄鉱石の価格決定は、生産側とメーカーが一堂に会し、個別交渉を行い、最初の交渉で決まった価格二なるという慣行であった。2003年頃から中国も参加したが裏工作をしたりしてルールを破り、さらに500もの製鉄業が乱立し、勝手に交渉をしたりした結果、足元を見られ価格が暴騰した。そこで現在はディーラーが石油同様、指数を決定することになった。それでも今も暴騰している。中国は自分で自分の首を絞めたわけだ。 

主なる輸出国・オーストラリアは、現在牛肉やワイン、石炭などを政治的理由で中国に止められているが、この鉄鉱石の価格暴騰が補い、貿易収支は打撃を受けていないという。日本も、この中国による鉄鉱石価格高騰で迷惑を被っているわけだが、鉄鉱石ではなく、国内に蓄えられた鉄=スクラップを原料にすること、すでに開発が進んだ日本は中国のような鉄需要が少ないこと、さらには産出国の鉱山会社の株式を取得したりして、金融収支的には生産国側でもある。高騰による利益も享受しているわけだ。

ちなみに、このような理由から、オーストラリアや欧米企業は中国に鉱山の株式を売らないようだ。ではと、中国はブラジルやアフリカの鉱山を狙うわけだが、これもまた貿易はUSドルでの決済であるから、アメリカに首根っこを押さえられているといってよい。これに対抗しようと人民元の電子マネー化を推し進めているが、今のことろ、全世界が国際決済に利用しているSWIFTに勝てそうにもない。

中国が、この価格を不満として鉄鉱石の輸入が止めたとしたらだが、溶鉱炉は一度火を止めると再開するのに莫大なコストがかかる。そして鉄の生産が止まれば、不動産開発がストップし、中国経済は終わる。なんという恐ろしきアキレス腱であることか。

…秋田大学国際資源学部に進んだPBTの教え子たちは、日々こういうことを学んでいるかもしれぬ。実に面白いし、マレーシアのために大いに学んでほしい。つい先日、マレーシアは、一帯一路に肘鉄を食らわせたばかりだ。

https://www.youtube.com/watch?v=MVxs307KHhU

2021年1月3日日曜日

今更のMASTER KEATON

子供の頃の正月の思い出としては漫画を買ったことしかない。小学生の頃、お年玉で、普段買えない「少年」を買ったり、のらくろ漫画全集を買ったり、少年サンデーと少年マガジンと少年キングをビンゴ買いしたりしていた。これに少年ジャンプも加わったりした。小学生の頃は漫画家になりたいと思っていた時期もあったのだ。(笑)

というわけで、今年は久しぶりに漫画を買いたくなった。妻と共有できるのはやはり浦沢直樹である。大洲の古本ショップで見つけたのは、「MASTER KEATON」1~4巻である。この浦沢作品の名前は知っていたが、読むのは初めてである。大学生の頃、ビッグコミックとビッグコミック・オリジナルは良く買って読んでいたのだが、苦学生であったので、最も先に削減対象となった。この作品はそれより後の連載であるから、読んでいないというわけだ。

この「MASTER KEATON」は、基本的に一話完結になっているのでありがたい。内容も実に面白く、一話一話味わって読んだ。私は浦沢直樹は「パイナップルARMY」から入ったが、比較的良く似ている兄弟作品であると思う。舞台が海外、特にヨーロッパ中心であることも、軍事的な話も、であるが、さらにヒューマンな温かさが前面に出ている話が多い。浦沢直樹の画力も凄いし、大満足の作品群であった。

正月は、できれば、何も考えたくない…。今年は特にそう思ってきた。明日から仕事である。

2021年1月2日土曜日

初ジャラン・ジャラン

初ジャラン・ジャラン/天気はあまり良くなかった
元旦の朝に、血糖値を測ったら170もあった。年末に大福もちを少しばかり食べただけなのだが、久しぶりに高い。妻が運動すべしと言ったので、今朝は少しジャラン・ジャラン(マレー語で散歩の意)に行ってきた。三崎港のはなはなを目指して、ローソンに寄って帰るという1時間ぐらいのコースだった。まあ、何もしないよりはマシくらいの運動である。(笑)

三崎の町は、正月も普通の時もそう変わらない。ほとんど人は歩いていない。昼過ぎに学生時代からの大阪の旧友から電話があり、「そっちは(コロナ禍の)隠れ砦みたいなもんやから、ええなあ。当分大阪には帰らん方がええで。」と言われた。たしかに、それは言える。

もし、私が大阪に会って、通勤電車に乗っていてコロナにかかったら、既往症で危なかったかもしれぬ。かく言う旧友も大腸がんを乗り越えた男で、それなりに用心しているようだ。

私はまだ生産年齢ではあるが、高齢者へのカウントダウンが始まっている。あまり(コロナの)ワクチンなど欲しくはないが、優先順位は高い方だろう。ワクチンを売っても罹患率が少し減る(5~60%)くらいらしく、反対に副反応(ワクチンの場合、薬の副作用をこう呼ぶとのこと)の方が問題らしい。PCR検査というのも医学的には、どうも眉唾ものらしく、何を信じればいいのかわからない。コロナ禍の方も、アメリカ大統領選挙と同様で、真実が見えにくくなっている。どうも、そんな世の中になってしまっているようだ。

2021年1月1日金曜日

米国の逆デモクレイジー29

人生で初めて中学生相手に授業をしました。(伊方中学での出前塾にて)

新年、明けましておめでとうございます。この3月には、63歳になります。やっと年金が入るかもしれないので、宇和島の事務所に妻と3月末に行く予定です。まったくもって齢を重ねてきたという実感が、この正月はあります。

ところで、これまでの人生の中で、世界が大きく変化した、という最も大きな経験は、1989年からの冷戦崩壊であったと思います。それと衝撃度で言えば、2001年の9.11でしょうか。

昨年11月から続いている、アメリカの大統領選挙の不正問題とトランプ政権の対応は、まさにこれらに匹敵する、いやそれ以上の大事件だと私は考えています。民主主義が守られるか、破壊されるかの瀬戸際です。だからこそ、「米国の逆デモクレイジー」シリーズのエントリーを続けている次第です。かなり複雑な法的な話が多いので、私も勉強しながら考えていますが、1月6日をどう迎えるかが焦点となります。それまででも、いつ何時大統領令が出て、民主党やディープステート、マスコミ関係者が逮捕されてもおかしくはありません。

この年末には、さらにいくつか進展がありました。ウクライナの国会議員(ロシア側に立つ、すなわちプーチンの意を介していると見るべき人物)が、バイデンの汚職を暴いたという報道が流れました。変態息子を含め逮捕される可能性が高まりました。クリントンもすでに汚職の証拠が挙がっていますし、ここで、オバマがアルカイダの関連会社に故意に資金を流していたことが判明しました。ナッシュビルの爆破事件、ニューヨーク州の印刷会社の火災とすでにレッドラインを超えた感があります。トランプもペンスもD.C.に急遽戻り、会議をしているようです。http://totalnewsjp.com/

一方、例のロシア疑惑で恩赦となったフリン将軍が、横田基地に現れたという情報も飛び交っています。すでに英・仏・独そして豪、インドなどの諸国は対中国戦へ動き出しています。日本も巻き込まれることは必至の状況です。平和日本の政府もマスコミもダンマリを決め込んでいますが、水面下の動きはかなり早そうです。

コロナ禍に揺れに揺れた2020年でしたが、さらに揺れる1年になりそうです。私が何より心配なのは、PBTの教え子たちのこと、そして商業高校以来三崎高校までの全ての教え子たちの安全・健康、各人の抱いている志のことです。これから、世界は、そして日本は…。