2021年1月29日金曜日

コロナのワクチン 考

https://webronza.asahi.com/national/articles/2020110400009.html
大阪在住ならともかく、四国最西端の伊方町在住の身であるので、コロナ禍に対する関心は正直なところ、そんなに高くないのが現実である。「今日は何人陽性が出た。」というニュースにもあまり反応しない自分がいる。学校に勤務する者として学校がクラスターになったりしては大変であるので、当然の自己管理はしているし、生徒の対応にも注意している。しかし自分がワクチンを打つか否かという話が出てきたら、きっと躊躇するだろうと思う。

理由は簡単で、ワクチンを信用していないからである。日本政府がいくつかのワクチンを用意して、国民の努力義務というカタチで対応しようとしているようだ。私は、糖尿病と言う既往症があるし、3月で63歳になる。不信を抱いている理由は、私の個人的なものではなく、以下の理由である。

開発経済学をかじったものとして、途上国で多くのワクチン接種による被害が出ていることに、構造的な暴力を感じている。人体実験もいいところだ。この世界的な危機の中で、ワクチン製造を焦る「気分」は十分理解できるが、その裏に製薬会社の商業主義も垣間見える。途上国の人たちがその犠牲になるのはどうしても納得がいかないのである。

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