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2025年7月8日火曜日

学院の人権学習について 2

https://www.y-history.net/appendix/wh1703-092.html
学院の人権学習・本番の日である。S先生からサポートを頼まれていたので、かなり登壇者と接する機会があった。1コマ目は、前回話題にしたユニクロの”届けよう 服のチカラ”であった。H高校でのハランべー・プロジェクトから10年。出前授業も、昔JICA大阪で学んだ「難民のアクティビティ」も取り入れられていた。もしあなかたが難民となった時、何を持っていくか?というものである。JICAの高校生セミナーでは、時間経過とともに持って行けるものが、どんどん減っていき、精神的にもしんどいものだったが、今回はいくつかから1つ選ぶという簡素化されたものだった。パワーポイントの途中、難民になる原因の1つが「人種」となっていたのだが、高校地理の学習では、人種という概念がすでに消えていることを伝えておいた。「民族」の方がはるかに適切だと思うとも…。

さて、2コマ目は、近くのカトリック教会で難民の支援を行っている方が、実際の難民申請中の方を連れて来られた。クルディスタンの男性であった。あまり細かなことは個人情報なので書かないほうが良いと思うが、私にとっても初めてのクルディスタンとの邂逅となった。貴重な経験である。ちなみに私の「地球市民の記憶」(ブログの常設ページ)は109カ国・地域になった。

日本の難民申請は先進国の中でも極めて厳しい。私は、ただ単に批判する立場にはない。日本語という言語の学習が、共存の鍵だと思っている。そんな話を講演後に応接室でしていた。彼は独学で日本語を学んでいるらしい。難民申請中故に日本語学校にも行けないようだ。マレーシアでの日本語学校での経験と照らし合わせても、日本語の習得はそう簡単なことではない。

クルディスタンの難民申請中の彼は、まさに「民族」的な問題で日本に来たのである。ナイスガイなので、是非難民申請が通って欲しいものだ。3年生には、民族問題でクルディスタンについても授業で話している。彼の地域のクルド語の文字はアラビックであるとのことだった。こんなことを3年生に質問してほしかったが、2階席だったので皆臆してしまい残念。(笑)

2025年7月5日土曜日

学院の人権学習について

https://www.kyoiku-press.com/post-205454/
火曜日に、学院では中高で人権学習が組まれている。主担はS先生で、懇意にさせてもらっている。私はこの日授業はないのだが、成績処理のため登校することを生徒諸君にはクラスルームというGoogleのアプリで伝えてある。

というのも、1コマ目は、ユニクロの”届けよう、服のチカラ”プロジェクトで、S先生にお話を伺って、懐かしさが込み上げてきた。2013年というから、10年前、奈良教育大学のユネスコスクールの大会時に知ったこのプロジェクト、H高校で”ハランべー(スワヒリ語で助け合い)プロジェクト”として立ち上げたものだからである。(本ブログの右側のラベルを見てもらうと13回エントリーしていることがわかる。興味のある方は是非見て下さい。)

問題は、”子供の服”を集めることである。高校生は意識は高いが、子供服を集めるとなると大変で、たくさん段ボールを送ってもらったのだが、なかなか難しかった。学院には、幸い小学校から幼稚園、保育園まであるので、協力してもらえればかなり集められるのではないかと思う。送られる先は、難民キャンプなので、地理総合の授業でも少し後押ししていこうと思っている。

2013年10月29日火曜日

アフリカへ古着を送ろう 12

先週、ユニクロの事務局から追加の専用段ボールが到着した。生徒たちが相談して、今日古着の選別とパッキングが行われた。生徒たちが、毎日毎日きれいにたたんでいたし、およそ選別もしていたので、作業は順調に進んだようだ。何人か男子生徒も手伝ってくれて、保管していた倉庫から、我がクラスに運んでくれたし、何着集まったのか確認もしてくれた。

総計753着であった。PTAも大いに協力していただき、難民キャンプの子供たちにとっても、なんかおめでたい数になった。(笑)

喜んで作業に励んでくれたハランベープロジェクトの生徒たちを誇りに思う次第。明日、さっそく段ボールに送付用のシールを貼り、運送業者連絡しようと思う。

2013年9月22日日曜日

アフリカへ古着を送ろう 11

文化祭では、ハランベープロジェクトも並行してヤマ場を迎えていた。実際のところ、2年生の委員メンバーは模擬店でも主力として活躍してくれている。とても張り付いているわけにはいかなかった。PTAの皆さんにご協力をお願いしたところ、快く引き受けていただけた。なんとバザーの真ん中に設置していただけたのだ。常に気配りをしていただけたうえに、最終片付けまでしていただけた。

全てが終わって生徒が回収にいってくれたが、かなり集まったようだ。まだ持ってきていただけるようなので、来週まで回収を延長しようかなと生徒と相談していたところだ。

いやあ、本当にありがたかった。PTAの皆さんに深く感謝申し上げたい。本校のPTAは最高デス。

2013年9月12日木曜日

アフリカへ古着を送ろう 10

ユニクロHPより
アフリカの難民キャンプに古着を送ろうという本校のハランベー・プロジェクトも、いよいよ大詰めである。毎日着実に古着が集まっている。現在大きな段ボールに5箱分くらい集まった。企画委員の報告によれば、「仕分けが大変だと思いますが、頑張ってください。」という手紙が入っていたものもあって感動しそうだ。文化祭準備が多忙な中、委員のメンバーも頑張ってくれている。

と、いうわけで、いよいよ全校に向けてプリントを配布することにした。口頭で伝えるだけでなく、保護者の方にもドーンと訴えようというわけだ。私がワードで配布プリントの下地を作ったうえで、企画委員の生徒のイラストやコメントを集め、レイアウトしたものを今朝、職員朝礼時に全校に下ろした。

ちょうどPTAのバザーの担当のお母さん方と話す機会があって、是非協力したいとのこと。PTAとしてもプリント配布は嬉しいと言っていただけた。ありがたいことである。体育祭・文化祭に向けて、どんどん持参していただく方向性が見えてきたのだった。

2013年8月27日火曜日

アフリカへ古着を送ろう 9

始業式である。先日の豪雨以後、空気の質が秋に変わったようだ。真っ昼間はやはり汗ばむが、少し過ごしやすくなった。今学期も、始業式前に部活の表彰が延々と続く。みんなこの暑い夏、頑張ったのだ。ダンス部など全国準優勝。我がクラスからも1人M君が表彰を受けた。たいしたもんだ。(拍手)

さて、話は始業式前にもどるが、SHRで教室に行くと、段ボールが山のように積み上げられていた。模擬店の装飾のために、どどどっと一気に持ってきてくれたのだった。十分な量である。今年の夏は、ほんと暑かった。昨年は有志のメンバーが汗まみれになって、学校近辺を回って集めてくれたのだが、今年はもし同じ行動に出たら止めていたかもしれないほどの暑さだった。結局、買い物に男子が2人夏休み中に登校してきてくれたくらいだったので、さてさてどうなるか心配していたのだが、LINE(最近評判が悪いが、クラス内の討論などには、うまくつかうと非常に便利だそうである。)で打ち合わせていたようで、我がクラス、なかなかやる。

なかなかやると言えば、我がハランベー・プロジェクトである。夏休み中に古着を集める箱を4つ作ってくれた。いよいよ今日から古着の回収開始である。2Fの渡り廊下に設置した。さっそく古着が入っていて感激したのである。始業式では、男気じゃんけんで勝ったメンバーが、再度全校生徒にアピールしたのだった。放課後、回収の段取りも確認して、いよいよ戦いが始まったわけだ。

やはり、生徒といろんな話をしていると楽しい。今日だけでも何十人の生徒に声をかけただろうか。私の教師生活も徐々にカウントダウンが始まっている。実は体調がやはりよくない。おまけに左目に汗が入って膿んでしまった。あまりに痛いので始業式の日から午後2時間休を取って、眼科に行ってきた。結局、麻酔の目薬を4回さしてから、膿を出すというちょっとした外科手術を受けたのだ。今、眼帯をしながら片目でエントリーしている次第。はぁ~。

2013年8月13日火曜日

アフリカへ古着を送ろう 8

世の中はお盆休みである。本校でも、昨日今日と、登校されている先生方もかなり少数である。私はと言うと、今日は世界史補習もないので、ひたすら今秋の修学旅行の行程表を作成している。先の弾丸下見ツアーや貰ってきた資料をもとにシミュレーションしながら書類化している。こういう作業は決して嫌いではないが、なかなか大変なのである。

そんな中、ハランベープロジェクトの企画委員の生徒が、ポスター作りや収集箱つくりで登校してきてくれている。「できるだけ生徒の手で」というのが、今回の基本コンセプトである。ポスターをPCで作ってみたいというので、ワードでできる基本的なデザインのイロハだけ教えて、あとは口出ししなかった。慣れない作業の中で、生徒はコツコツと作っている。嬉しい。だがプロジェクトの生徒も明日はお休み。なぜなら…

いよいよ明日は、友人のO監督が采配する秋田商業高校の甲子園での試合の日だ。第一試合なのだが、1日年休をとって応援に行くことにした。秋田商業の1・2年生やブラスバンドは、もう出発したのだろうか。昨年は鉄道を利用してエライ目にあったと聞いている。夜行バスだとお盆の停滞があるかもしれない。昨年2回戦では開始前に雷雨に悩まされもした。ともかく応援団にとっても、難行苦行の甲子園なのである。それでも、秋商の生徒は幸せだと思う。できれば、その幸せな秋商のアルプス・スタンドの末席に陣取りたいと思っている。頑張れ。秋田商業高校野球部。

2013年7月16日火曜日

アフリカへ古着を送ろう 7

サウナ状態の特別授業となった
いよいよユニクロの特別授業の日である。朝、いつもより早めに家を出た。区間快速なので随分はやく着いた。7:15頃から、講堂のセッティングを行った。暑い。何度も会議室や職員室と往復(そんなに距離はないのだが…)すると、汗だくになった。一応、パソコンをプロジェクターで見れるようになった。マイクも準備した。さらに全ての窓を開けておいた。8:15にはプロジェクトの企画委員も集合。アピールの練習。約1分30秒というところだが、なかなかいい。

こんな日に限って、授業が詰まっていたりするものだ。1・2限とも授業だった。3限目開始早々、東京のユニクロからTさんが来校された。校長室で御挨拶をいただき、講堂へ。セッティングを終了後、打ち合わせ。そうこうしているうちに3限目が終わった。委員の7人が走ってきた。ありがたいことである。様々な指示をするが、ツーといえば、カーである。Tさんも感激しておられた。何より、「女子のスカートが長いですね。」と言われたのが印象的。確かに、本校には当世はやりのミニスカートのジョシコーセーは1人もいない。彼女たちも意外な言だったようで、「これがフツーです。」(笑)

今日もジメジメとして暑い。講堂に満杯の全校生徒が集まると、サウナ状態になった。事前にTさんに、そういう事情を話してあった。私はケジメにはかなりうるさい方だが、理不尽の方が嫌いだ。これだけ暑い中でやるのだから、うちわやセンスで扇ぐことを事前に許すと、職員朝礼で表明していた。2年生のあるクラスなど歓声が起こったと聞く。(先日の学年集会の時、私が、そういうふざけた姿勢に激怒したからだ。笑)

企画委員のアピール
だが、その配慮がだらけた雰囲気を生んだようだ。いつにもなくザワザワしている。Tさんも生徒とやりとりをしながら進める意向だったので、我慢していたのだが、ついに我慢できなくなった。マイクなしで、全校生徒に「態度の悪さ」を、どやしつけたのだった。(これには多くの先生方から「お疲れさまでした。」という賛意の言をいただいた。他の先生方も、暑さを考慮しても生徒の態度に憤懣がたまっていたようだ。)本校生の特徴を事前にTさんにも説明していたので、その後のシーンとした雰囲気を、Tさんは大きく評価していただいた。特に特別講義のクライマックスである難民の人々が古着を手に入れ喜ぶ姿をうつしたスライドショーは、全員が真剣に見ていて、大きく生徒の心を打ったようである。

企画委員の生徒たちも、私がキレるのを予想していたようである。他の2年生からも、いつドッパーンとくるか、ヒヤヒヤしていたのだと言う。ははは。最後の最後に、私の想いを伝えた。上から目線ではなく、共に地球に生きる友人として、古着を使って欲しいという気持ちで協力して欲しいと、どやしつけた後で、全校生徒に深く頭を下げたのだった。

Tさんは、テキパキと後片付けに走る企画委員たちと、校門を出るまできちんと挨拶をしてくれる本校生に大きな期待を抱いていただけたようだ。100点満点とはいかなかったが、意義深い特別授業であったと思う。

2013年7月13日土曜日

アフリカへ古着を送ろう 6

昨日の放課後、ハランベー・プロジェクトの第2回企画委員会を開催した。学期末は、成績処理を含め多忙である。16日(火)の特別講義への準備にあたって、三連休があるので、ちょっとバイスクル・ジョブ(自転車操業)であるが、日程上やむを得なかった。朝、委員の生徒が、BOXティッシュが入れられていた大きな段ボールを2つ持ってきた。聞くと、これをそのまま2人で自転車で持ってきたのだと言う。凄いぞ。特別授業の際に、古着回収BOXを全校生徒に見せてアピールするという。なるほど。隠れた努力だ。私はこういう表に見えない努力を大きく評価したい。

会議室を借りて、協議開始。事前に上がっていた、講義後の5分アピール原稿を手直しし、アピールを再構成。その後この古着回収BOXの製作とデコレーション。一度入れたら戻せないように工夫してくれた。昨年の文化祭などの残り物の材料を使って、なかなかいいものに仕上がったのだった。

ところで、これは私の大きな勘違いだったのだが、今回の古着プロジェクト、子供服が中心だったのだ。国連難民高等弁務官事務所からユニクロに、特に子供服が不足しているということで依頼があったとのこと。東京の事務所とのやりとりで再確認した。身長160cmまでの衣類ということになると、男子生徒のほとんどが自分の古着というわけにはいかなくなった。女子の多くはいけそうだ。難易度は増したが、マイナスをプラスに変えていこうと、企画委員の生徒を鼓舞したら、「当然です。いろいろな案を考えます。」とのこと。限られた時間の中で、出来る限りの努力をしたいと思う。

ところで、16日の準備を並行して進めていたのだが、彼女たちが「扇風機が欲しいですねえ。」と言いだした。何のことかと思っていたら、講義するユニクロの方がきっと暑くて大変だと言うのである。なるほど。さっそく生徒会室から扇風機を持ってきた。こういう配慮ができるようになったのが、嬉しい。去年の文化祭での「訓練」の賜物である。(企画委員には、昨年私と黒ひげと海賊船を作った生徒が多い。)そう、イベントはサバイバルゲームだ。責任感の強い者が成長する。今回もよろしく頼むね。

2013年7月9日火曜日

アフリカへ古着を送ろう 5

ハランベー・プロジェクトの送り先、ケニアのカクマ難民キャンプ
ハランベープロジェクトにとって、今日は一つの進展があった日だった。ユニクロと関わっている運送業者さんとの打ち合わせの日である。16日以降、ユニクロから古着を送付する段ボールが送られてくるのだが、それを運んでくれるのが今日来校された運送業者さんなのである。

この打ち合わせには、企画委員の生徒2人も同席してもらった。古着を集めるにあたって、最大の問題は保管場所であると私は考えていた。それが、随時この運送業者さんの手によって運ばれていくことになる。生徒からは、折角だから集めるだけ集めて運びたいという意見もあった。ちょっと解る気がする。莫大な古着の山をバックにVサインの写真も撮ってみたい。(笑)とはいえ、それは現実的ではない。小まめに配送し、在庫を減らす方が効率的である。

というわけで、配送する段ボールの置き場所や、時間などを決めたのだった。こういう現場を見せておくことは大切である。次の企画委員会は金曜日に予定している。決めることは山ほどある。さてさて、委員の生徒たちの企画が楽しみである。

2013年7月5日金曜日

アフリカへ古着を送ろう 4

ハランベープロジェクト委員メンバー
期末考査を終えて、今日の放課後、ハランベー・プロジェクトの第1回委員会を開催した。企画委員になってくれたのは、女子生徒ばかりである。(笑)16日に、ユニクロのスタッフが来て特別授業をしていただくことになっている。その際、最後に彼女たちにアピールをしてもらおうと思っている。今日は、そのためのポリシー部分を伝えたかった。

援助ではなく、協力であること。アフリカの人々から学ぶこと。今回のユニクロのプロジェクトに参加する決定的な要素となった、インフォーマルセクターとしてのタンザニアの古着ビジネス(マチンガの話)を、担当者が御存じだったことなどを話した。

実際の回収方法や、そのための策は、今日のところはまだいいかなと思った。なにより大切なのはポリシー部分である。でないと単なる援助活動になってしまう。幸い、彼女たちは真剣に聞いてくれた。具体的な回収の方法は、資料を公開して、後は宿題とした。案外、彼女たちはメールやラインを利用して討議をしてくれることを私は知っていたりする。(笑)

一方、午前中にユニクロから依頼された運送屋さんからも連絡があり、回収のノウハウを伝えたいとのこと。来週の火曜日の放課後にお会いすることになった。生徒代表にも参加してもらおうかなと思っている。

2013年6月17日月曜日

アフリカへ古着を送ろう 3

ポスターを手に、生徒会のメンバー
いよいよ、アフリカの難民キャンプに古着を送る、H・ハランベー・プロジェクトの開始である。ちょうど1週間前、生徒会のメンバーの定例打ち合わせ会で、スタッフ募集のポスター配布を依頼した。ポスター(6月3日付ブログの画像参照)は3学年×8クラス=24枚+6枚で計30枚用意した。配布の方法や残ったポスターのことも全て生徒会にお任せである。

検討の結果、今日の昼休みに配布することになったらしい。各クラスの代表を生徒会室前に呼んで配布してくれた。昼から2年生の授業に行くと、SHRだけの我がクラスも含めて、3クラス全てでちゃんとポスターを貼ってくれていた。うれしい。

事務長先生によると、土曜日にはPTAの役員会があり、この古着のプロジェクトについて説明していただけたようである。いろんな取組についての建設的な意見が出たそうで、本当にありがたいかぎりである。

SHRを終えて、掃除の様子を見ていると、2年生の他のクラスの生徒たちが、さっそく「スタッフやります。」と言いにきてくれた。これまた、本当にありがたい。アフリカの難民の方々との共生のプロジェクトである。最後まで、こういう気持ちでやっていきたいものだ。

追記:柔道部の個人戦では体重別で優勝者が出た。IH出場決定である。やったなあ。朝から稽古している柔道部をさっそく激励に行ってきたのであった。国体にも出場できるよう祈っているぞ。

2013年6月3日月曜日

アフリカへ古着を送ろう 2

月曜日の私の授業は凄い。1時間目、2年生の日本史研究。2・3時間目は、現代社会演習。6・7時間目は世界史Bである。計5時間授業である。土曜日に、何も食べないで病院に行って血糖値を測ったら、158だった。うーん、高いのか低いのか微妙な数値である。そんなこともあって、今日はかなり体調が厳しかった。

できるだけ無理をしないようにしようと思っていたのだけれど、1時間目から、吉田松陰の話で気合いが入ってしまった。「私心のない人間は怖い。吉田松陰のリーダーシップとはこの至誠にある。」などと汗だくで飛ばしてしまった。2・3時間目は、アフリカSDゲームであるが、これまた気合いが入ってしまった。クタクタになって戻ってきてから、食事もそこそこに、ユニクロのプロジェクトのネゴに回っていたのだった。

と、いうのもユニクロから金曜日にメールが入って、本校の希望どうりの日程で特別授業を組んでもらえることが決定したからである。問題は、この5日までに受け入れに関する書類を完成して送付しなければならないという時間的な問題だった。結局、明日の職員朝礼で連絡事項として私が説明することになった。そのためのレジメづくりに追われていると、もう6時間目直前になった。あわててミネラル・ウォーターを買ったが、口の中がカラカラ。完全に高血糖値状態である。無理せずにいこうと思ったのだが、これまたローマの重要な3つの視点「共和政」「貴族と平民の濃い関係」「支配のうまさ」を熱弁してしまった。7時間目も同様。もうフラフラであった。何度持っていたチョークが手から落ちたことか。

最後はSHRである。ふと、重大なことを思い出した。中間考査の成績を返さなければならない。これは1人ひとり切り分けておく必要がある。その作業をすっかり忘れていたのだ。明日に伸ばそうかとも思ったが、生徒に月曜に配布すると約束してしまっていた。みんな楽しみにしているはずである。仕方がない。ハサミ持参でSHRへ。切り分けながら配布。ずいぶんと時間がかかってしまった。久しぶりに段取りをミスったのだった。仕方がないので教室の掃除は免除。(笑)我がクラスの担当である図書館のみ掃除ありとして、後で自分で教室の掃除をしていたのだった。部活のない生徒が手伝ってくれたのが嬉しい。

とにかく、そんな日だったのだ。最寄駅からはタクシーに乗って帰宅した。「もう若くはないんやで。昔と一緒のようにやってたら、しまいに倒れるで。」とは妻の言。うーむ。

2013年5月25日土曜日

等身大の日常からアフリカ支援

TICADⅤ開幕が迫ってきた。現地横浜では、様々なイベントがあるようで、関西在住の一高校教師としては、何も動けないのが悲しい。せめて、荒熊さんが頑張っているイベントの広報活動を勝手に手伝おうと思う。公式サイドイベントだそうで、パシフィコ横浜というところで5月31日10:00~11:30、「アフリカの将来を語り合う-フィールドワーカーが見た等身大の日常から」という内容だそうだ。詳細は左記ポスター参照である。

このイベント、なかなか面白そうである。ブルキナで、荒熊さんのストリートチルドレン調査にちょこっと付き合った経験は、私の大きな財産だ。よって私自身は「等身大の日常」というコトバに、実感も伴うし、大いに魅かれる次第。

関東在住の読者のみなさん、また都合がつく方、荒熊さんのイベントに、是非とも御協力下さい。

私の方も、直接TICADⅤに関われるわけではないが、等身大で動き出そうと思っている。中間試験あけの来週、アフリカの難民キャンプに古着を集めて送るプロジェクトを、いよいよ立ち上げる予定なのだ。生徒会の生徒にレクチャーをして、生徒議会でスタップを募集してもらう予定。ケニアにある難民キャンプに送るつもりなので、このプロジェクト、H(本校名)・ハランベー・プロジェクトと名づけようと思う。ハランベーはスワヒリ語で助け合いを意味する。初代のケニヤッタ大統領の国づくりのためのスローガンでもある。ケニアでは、この初代大統領だけは建国の父で、悪口を言われないようである。生徒にもハランベーというスワヒリ語の意味も教えたいし…。そんなことをこのところ考えていたのだった。

追記:Makoto Odagawaさん、読者登録ありがとうございます。42人目の読者になります。これからもよろしくお願いします。

2013年5月10日金曜日

アフリカへ古着を送ろう 1

ユニクロ 服のチカラ10より 難民キャンプの女性たち
3学期に奈良教育大学で行われたユネスコスクールの大会会場で、ユニクロの難民キャンプへ古着(ユニクロの製品に限定されない)を送るプロジェクトを知った。(1月26日付ブログ参照)その後、すぐ校長は承認してくださったが、「やるんやったら全校でやってくれ。」ということになった。正直なところ、学年単位で参加しようと考えていたのだが、学校全体を動かすとなれば大変である。日程を司る教務部。生徒会行事を司る特別活動部。それに各学年。コツコツとネゴをしたうえで、参加申し込みを速攻で行った。おそらく全国でもかなり早い申し込みだったのではないかと思う。

そのユニクロのプロジェクト事務局から、昨日参加OKのメールをいただいた。今朝8時前に学校に着くと、早速、教頭や教務部長、特別活動部長を回り、ユニクロの出前授業の日程を詰めたのだ。3学期の参加申し込みの段階では、本年度の日程は未定だった。とりあえず6月~7月のユニクロ指定の日程をセレクトして申し込んだ。だが、進路関係や教務関係の日程で、出前授業に全校生徒が集合できる日程は、7月のある火曜日しかなかったのだ。この日を逃すと9月の文化祭を最大のヤマ場とするプロジェクトの実施はありえない。うーむ。時間との勝負である。ユニクロの事務局へ出前授業の日程変更のお願いをFAXすることにした。10時から事務局と連絡が取れるようである。残念ながら、2・3限目は授業なので10時ジャストには連絡できない旨も記した。

電話が通じたのは、リダイアルの5回目くらいだった。(笑)ユニクロの担当者の方も、出前授業の件で参加校に電話をかけて調整中だったらしい。OKの返事はいただけなかったが(あたりまえである。私が担当者なら絶対そういうことは言わない。)、精一杯善処していただけるという感触を得た。

速攻。FAX。電話。…こちらの熱意をMAXで伝えたわけだ。高校は、特に本校のように24クラスもある規模の学校では、なかなか出前授業の時間を確保するのも大変であることをよく理解いただけたと思う。

この件を、保管場所などのご協力を得なければならない事務長にも報告しているとちょうどPTAの役員さんが放課後来られる事を知った。会議の合間にうまいこと会うことができた。会長と副会長さんは、このプロジェクトに大いに乗り気になっていただいた。話が早い。今日一番嬉しいセリフ。それは副会長さんの言。

本校にはPTAのオリジナルTシャツがある。後ろに本校の名前を粋にデザインしたもので、私も持っている。そのTシャツ、「新品を何着か入れてアフリカに送りましょう。アフリカの人が本校の名前の入ったTシャツを着てくれているなんて、ステキですよね。」…まことに嬉しいコトバではないか。懸命に走った今日一日の疲れがふっとんだのだった。