2013年5月10日金曜日

アフリカへ古着を送ろう 1

ユニクロ 服のチカラ10より 難民キャンプの女性たち
3学期に奈良教育大学で行われたユネスコスクールの大会会場で、ユニクロの難民キャンプへ古着(ユニクロの製品に限定されない)を送るプロジェクトを知った。(1月26日付ブログ参照)その後、すぐ校長は承認してくださったが、「やるんやったら全校でやってくれ。」ということになった。正直なところ、学年単位で参加しようと考えていたのだが、学校全体を動かすとなれば大変である。日程を司る教務部。生徒会行事を司る特別活動部。それに各学年。コツコツとネゴをしたうえで、参加申し込みを速攻で行った。おそらく全国でもかなり早い申し込みだったのではないかと思う。

そのユニクロのプロジェクト事務局から、昨日参加OKのメールをいただいた。今朝8時前に学校に着くと、早速、教頭や教務部長、特別活動部長を回り、ユニクロの出前授業の日程を詰めたのだ。3学期の参加申し込みの段階では、本年度の日程は未定だった。とりあえず6月~7月のユニクロ指定の日程をセレクトして申し込んだ。だが、進路関係や教務関係の日程で、出前授業に全校生徒が集合できる日程は、7月のある火曜日しかなかったのだ。この日を逃すと9月の文化祭を最大のヤマ場とするプロジェクトの実施はありえない。うーむ。時間との勝負である。ユニクロの事務局へ出前授業の日程変更のお願いをFAXすることにした。10時から事務局と連絡が取れるようである。残念ながら、2・3限目は授業なので10時ジャストには連絡できない旨も記した。

電話が通じたのは、リダイアルの5回目くらいだった。(笑)ユニクロの担当者の方も、出前授業の件で参加校に電話をかけて調整中だったらしい。OKの返事はいただけなかったが(あたりまえである。私が担当者なら絶対そういうことは言わない。)、精一杯善処していただけるという感触を得た。

速攻。FAX。電話。…こちらの熱意をMAXで伝えたわけだ。高校は、特に本校のように24クラスもある規模の学校では、なかなか出前授業の時間を確保するのも大変であることをよく理解いただけたと思う。

この件を、保管場所などのご協力を得なければならない事務長にも報告しているとちょうどPTAの役員さんが放課後来られる事を知った。会議の合間にうまいこと会うことができた。会長と副会長さんは、このプロジェクトに大いに乗り気になっていただいた。話が早い。今日一番嬉しいセリフ。それは副会長さんの言。

本校にはPTAのオリジナルTシャツがある。後ろに本校の名前を粋にデザインしたもので、私も持っている。そのTシャツ、「新品を何着か入れてアフリカに送りましょう。アフリカの人が本校の名前の入ったTシャツを着てくれているなんて、ステキですよね。」…まことに嬉しいコトバではないか。懸命に走った今日一日の疲れがふっとんだのだった。

2 件のコメント:

  1. 私のfacebookにシェアしました、http://www.facebook.com/hiroyuki.kawakami
    よろしくどうぞ。

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  2. 川上さん、わざわざコメントありがとうございます。
    ただ、保護者のみなさんはともかく、在校生に私のブログの存在が広がらないことを祈っています。ものすごくエントリーしにくくなりますので…。(笑)
    基本的にはオープンにしていますから、いつかバレるかもしれませんが…。(笑)
    今日、スタッフ募集のポスター作りました。生徒議会では発表しませんでした。まず6月の職員会議を通してからということになりました。

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