![]() |
https://news.ntv.co.jp/category/sports/d4ef15ea80bf47759714b4df7d0ef6d5 |
第1戦は、最終回に不調だったベッツの二塁打性の打球を超ファインプレーで取り、まさにヌートバーにやられたという試合だった。WBCの日本代表への猛アピールだった。
第2戦は、ドジャーズの逆襲。不調だったベッツが何本も快打を放ち大復活。怪我から復帰したマンシーもTヘルナンデスもそれぞれ2HR。フリーマンも犠牲フライを打ちまくった。大谷選手も激走、打点をかせぎ、チーム貢献。
第3戦は、大谷投手が4回まで登板。味方のエラーから1失点した直後、自ら失点を取り返す久々の39号HR(同時にMLB・1000安打達成)。カージナルスベンチも監督も含めてスタンディングで拍手したという。投手としても4回で8奪三振。ヌートバーを2三振させた。友情と勝負は別。ただ、後半、ヌートバーの二塁打タイムリーもあってドジャーズは逆転された。第3試合も、打撃面でWBCへの猛アピールになったと思う。ヌートバー、今回も是非WBC日本代表に選ばれてほしい。
この三連戦でも、大谷選手にまつわるイイ話があった。大谷選手の打ったライトのファウル打球がドジャーズの警備員さんの右肩に当たり、悶絶して倒れたのである。この警備員氏、高校時代投手で期待されていたのだが怪我で野球を諦めた人。野球愛が募りドジャーズの警備員となっていた人。試合後、医務室に大谷選手が現れ、サインボールとユニフォームをプレゼントした話がいい。その子供さんも野球をしているという。今のアーロン・ジャッジがジーターにサインボールをもらってから覚醒したように、その子供も大きな希望をもらったにちがいない。何の躊躇もなく、こういう行動を取れる大谷選手に日本人の至高の姿を見る。
この日本人的(気遣いの)行為が、バットボーイにも影響しているようだ。投手で1番打者である大谷選手は、その気持ちの切替も大変なのだが、最近の打者のプロテクターの装着も大変だ。このところ、バッドボーイ君は、マウンドを降りてきた大谷投手のために、ヘルメットやバット、プロテクターなどをベンチの前に揃えてくれているという。きっと今日の登板でもそういう行為が行われていたはずだ。アメリカ社会に、こういった日本的な気遣いが浸透し、理解されていっていることが、実に嬉しい。
0 件のコメント:
コメントを投稿