2018年2月20日火曜日

PBTの話(17)歴史分野PP2

旧正月のスクールホリデーは、祝日だった金曜日と土日以外、全日出勤している。進路関係の仕事もあるけれど、残った時間は、ひたすら歴史分野のパワーポイントの作成に勤しんでいる。まあ、趣味の世界でもある。今日の段階で、WWⅠとロシア革命が終わって、ヴェルサイユ条約とハイパーインフレのところまで来た。歴史をやりながら、政治や経済の話題を盛り込もうというコンセプトなので、ついつい凝ってしまうのだ。しかもポーランドボールの第一次大戦時の国々の国旗がもとになったレアなものや、様々な人物の面白いイラストも発掘している。単純に日本語検索だけではなく英語の検索だとヒットすることが多い。


パワーポイントは、教育実践では、やはり大きな武器である。視覚に訴えるというのは、やはり大きな効果があると思う。少しだけ、公開しようかと思う。

2018年2月19日月曜日

旧正月の花火・特等席の悲哀

昨年の旧正月は、妻も一時帰国中で、しかも西向きの部屋だったのであまり良い思い出がない。やたら深夜の花火の音に悩まされたことばかりである。
今年は、東向きの部屋に移って、窓からタマンデサの街だけでなく、KLの東南部を見下ろすことができる。8時過ぎになると、あちこちで花火が上がり、なかなか楽しめるのだ。真っ正面に高級住宅街があって、さすがお金持ちという花火が上がった。大玉で、なかなかのものだ。竜が昇っていくようなものもあって、妻と「ブラボー!」と歓声を思わず上げてしまった。

残念なのは、花火の特等席にいながら写真が撮れないことだ。今手元にあるカメラでは到底上手く撮れるはずもない。ところが、今、日本の実家で5月の妻の帰国を待っている私の次の愛機・Canon G1X markⅡは、花火の手持ち撮影も十分可能で、しかもかなり芸術的な写真も撮れそうなのだ。ここは、じっと我慢するしかない。

そんな待ち焦がれているカメラなのだが、G12を入れるのに重宝していたカメラケース(これはナショナル・ジオのアフリカコレクションの一品なのだ)が、サイズ的に無理なことがわかった。G1X markⅡは、レンズの部分が出ている(ここで様々な絞りやシャッタースピードなどの設定や微妙なぼかしのピント合わせを行う)ので、入らないのだ。で、少し大きめのナショナル・ジオのちょっと古いEarth Exploreコレクションものをアマゾンで注文した。Canonオリジナルのカメラ・カバーを求めるような趣味はないし、といってカメラを守るためには必要不可欠である。で、妻に一言申し出ておいた。(これは自分を守るために必要不可欠である。)もう発売からだいぶ経っているので、かなり安く買えたのも嬉しい。

今日は、我がクラスの大事な学生が来てくれて、これからの話も出来た。安心を得た。これまでの長い戦いを振り返って、ちょっと自分にご褒美。

2018年2月18日日曜日

米国産石油の東アジア輸出の件

http://polandball.wikia.com/
wiki/USAball
ロイター電によると、アメリカのシェール革命で石油市場に大きな変化が起こっているようだ。「焦点:米シェール革命が塗り替える世界の世界勢力図」という記事である。https://jp.reuters.com/article/usa-asia-oil-idJPKCN1G00WN

2年前まで、米国産石油輸出禁止だったのだが、日本と韓国・台湾向けに輸出を開始、さらに中国に40万バレル/日(本年1月=金額にして約$10億)と50万トン(同=約$3億)のLNG(液化天然ガス)が出荷されているという。このエネルギー関連輸出で、中国の対米貿易黒字は$255億5000から$218億9500に縮小(本年1月)に減少した。OPEC諸国は、中国に$97億の石油を輸出しており、$36.55億と比べると小さいが、OPEC諸国からすれば、アメリカという世界最大の市場を失い(輸入量は400万バレル/日を現在下回っている。)、しかもアジアの市場のシェアを食われているわけだ。このところ、米国産の原油価格は、$60.5/1バレルで、OPECやロシアより約$4安い。WTIの先物取引が益々影響力を増すだろうと予測されている。

…前々から言われていた米国のシェール革命の影響が、東アジアに押し寄せていたわけだ。日本は、プラザ合意後も米国債を買い続けるという大蔵省の司令で官民一体で国債を買い支え、アメリカの経常収支と財政を支えた。こんどは、経済産業省がOPECから米国産原油へと方向転換を打つ出すのかしらん。(と、いっても今の米国には超巨大タンカーの積み出しの為のインフラは未整備だそうで、少しばかり先の話になるとは思うけど。)軍事・食糧に加えてエネルギーまで依存するとなると、もう州の1つに再編して貰った方がわかりやすいと思ったりする。

2018年2月17日土曜日

南アのズマ大統領辞任の件

https://www.newyorker.com
/magazine/2010/07/05/
the-third-man-7
南アのズマ大統領が辞任したという。アフリカでは、ジンバブエのムガベ大統領の辞任など辞任続きである。ある意味で、民主主義が有効に作用していると言えると思われるが、途上国に於ける開発独裁、あるいはそれに近い政権で、汚職がはびこるのはある意味で当然の話であると私は考えている。日本でも明治期の政権では同様の汚職(特に長州系が酷い。)はあったし、先進国的な上から目線でただ批判するのは私はどうかと思う。ましてアフリカは「情の経済」の世界である。一族から権力者や富者が出た場合、多くの血縁・地縁者が群がるのは避けられない。これを避けたとしたら、呪術で呪われるだろうと思う。なかなか政権と汚職といっても深い文化的な問題があるわけだ。
ところで南アはアフリカでもマスコミの自由度が高いので、汚職追及については厳しい。こういう政権とマスコミの対決の経験値が、いずれ汚職を払拭していくはずである。歴史はそれを教えてくれている。まあ、「ローマは1日にしてならず」ですな。

ズマ大統領は、マンデラ大統領・ムベキ大統領に継ぐ黒人政権の3代目である。わりと低所得層に支持基盤を持っていた。彼は、中国との接近をはかり開発独裁的手法をとるが、ジニ係数が大きくなる。つまり経済格差が激しくなったのである。南アは世界第2位(74.9)である。(ちなみに、世界平均は39.5、中国47.3、アメリカ45.0、マレーシア46.2、日本37.9である。)この原因は、石油をはじめとした鉱産資源の国際価格の低下で(石油に他の国産資源価格も連動するので)プラチナなどの南アの輸出の主力である鉱業の業績が低迷したことにある。それに加えて、アメリカの政策金利が上がり、南アへの投資がアメリカに逆流したことも大きいようだ。経済的に行き詰まり、しかもストライキ等を弾圧してしまった故に人気が落ち、それ見たことかと汚職報道が過熱した故の辞任だという。ただ、次のラマポーザ氏も鉱山スト弾圧ではもズマ氏と同じ穴の狢であるらしく、南アの先行きは見えないのだという。南アはG20のメンバーである。おいおい大丈夫か?と言われ始めている。
https://news.yahoo.co.jp/byline/mutsujishoji/20180216-00081698/

…アフリカの開発を考える際に、ポール・コリア-氏などは、民主主義の確立を強く主張するが、私はそれはかなりの”上から目線”ではないか?と思っている。アフリカという文化的な土壌はそう簡単に変わるとは思わない。
しかも南アの経済を悪くしたのは、全て政府の責任ではない。アメリカは、ドルという基軸通貨をあやつり、(過去のパクス・ブリタニカのポンドを支えた金本位制のような制限もなく)自国に有利なように持っていける術がある。石油の価格も先物取引が主で、その売買は投機筋によって動かされているのは周知の事実である。南ア経済を悪化させたと言われるズマ氏を弁護する気はないが、そういう構造的な暴力のコードに途上国はみんな支配されていることを確認しておきたい。これは、途上国だけではなく、中進国・マレーシアも、そして先進国・日本にもあてはまるようだ。(今、そんな関係の本も読んでいるのであった。)

タンザニアのUberに日本車

ウーバー(Uber)というシステムがマレーシアにはある。スマホでUberに登録してる自家用車を呼び出して、タクシーのように使うシステムである。まあ、端的にいうと白タクである。日本では、試用したが運輸省によって中止させられたらしい。(そりゃ、そうだろうなあ。)本社はアメリカで世界70ヶ国で運用されているらしく、わりと世界標準であるとのこと。グラブという同様のシステムもマレーシアにはある。車社会のKLでは、意外に便利なシステムである。我が夫婦は英語が苦手なので、知人にお願いしたことはあっても、またスマホにアプリが入っていても使ったことがない。(笑)もっぱらタマンデサからタクシーを拾う。(我が街には優良なタクシーがたくさん走っている。タクシーに乗ろうかという顧客層が多い故だと思う。)
マレーシアでは、タクシーよりちょっとだけ安い。
で、そのウーバーと昔ガリバーと呼ばれていた中古車販売のIDOMが組むらしい。アフリカ、それも同じ右ハンドルのタンザニアで、ウーバー登録者に日本の中古車を直接取引で安価に輸出するとのこと。今、世界でこのウーバーとグラブの凄いシェア争いが行われているようだ。で、ここに強い味方・日本の中古車が助っ人に入るという構図だ。アフリカでも日本車への信頼は抜群である。

このシステムは、スマホの普及したアフリカでも有効なようだ。私は、ブルキナで、荒熊さんやIさんにタクシーに乗せて貰って、何度もダウンタウンに向かった。タクシーと言っても、乗り合いで、方向が合えばどんどんお客を乗せる。フロントガラスが割れていたり、シートがぼろぼろだったりと凄い車が多かったが、車自体はベンツだったりした。(笑)そういう乗り合いタクシーの話もきっと昔話になるのかなあ、と思う。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000020448.html

2018年2月16日金曜日

ホイットマンの詩を捧ぐ。

https://www.youtube.com/watch?v=O6ETXumCqg4
私の師が愛し、私も強い感銘を受けたアメリカの詩人、ホイットマンの言葉をいくつか、私の大事なF38の学生に捧げたい。

寒さにふるえた者ほど 太陽の暖かさを感じる。
人生の悩みをくぐった者ほど 生命の尊さを知る。

情熱…。 それをなくして生きていると言えようか?

私は現実を受け入れる。そこに疑問は挟まない。

あなたの生き様は 偉大な詩になるだろう。

あなたの道を他人が歩むことはできない。
その道はあなた自身で歩まなければならないものだ。

2018年2月15日木曜日

いよいよ旧正月が始まる。

マレーシアは、チャイニーズ・ニュー・イヤーの始まりである。街中が赤と金の世界になっている。もちろんわが住処もエレベーターホールは赤と金。おまけにミカンの木が置いてあったりする。ミカンは、旧正月グッズの中でも中心的だ。問題は、夜の花火である。深夜に打ち上げるのだけはやめて頂きたいもんだ。(笑)

今日からスクールホリデーに入ったが、私は出勤。進路関係で気になることもあっての出勤である。VISA関係、S大学の追加合格のこと…。VISAの方は前三後一という感じ。追加合格は結局ならず。残念であるが仕方がない。前だけを向いていこうと激励した。

いろいろあった一日だったが、今日はこれまで折に触れて撮った旧正月風のスナップ写真を並べてみようかと思う。
セントラルステーションの前のモールにて
NSKのノンハラルスペースにて
ミッドバレーのメガモールやブキッビンタンのパビリオンの装飾はまだ撮っていない。もし機会があれば…。先日記したが、今年は戌年だけれども、あまり戌はクローズアップされていない。