2018年4月23日月曜日

チキンラーメンの脱構築

クアラルンプールで、意外に手に入らないもののひとつに「チキンラーメン」がある。どの日系の食品を売っているスーパーにもありそうだが、ない。先週、日本人会のTという食料品店で、チキンラーメンを発見した。で、今日は、週に1度の職員連絡会がある月曜日。5限目から日本人会のPBTの本校に行く日である。妻が、チキンラーメンを是非とも購入すべしと言うので入手した次第。

ところで、このチキンラーメンのキャラクター、ひよこ君が最近不良となったらしい。これも情報通の妻に教えて貰った。日本のTVは見れないので、WEBでしか知らないのだが、いろんなメディアでかなり暴れているらしい。
https://youpouch.com/2018/04/04/501802/

おそらくは、日清食品のCM担当(広告代理店かな?)の、脱構築的な手法だと思う。チキンラーメンのひよこの良いイメージを悪にずらしてみたらどうだろうというアイデアだと思われる。この企画がうまくいくかどうかは、まだ定かではないが、マンネリの打破としてはなかなか面白いと私は思う。CMは、その時代を映し出すことも多い。これは今の時代の何を映し出しているのだろうか。

2018年4月22日日曜日

朝食はウナギ丼

妻が昨日はブキッビンタンにお出かけしていて、お土産にウナギ丼を買ってきた。RM36というから、日本円に直すと1000円ほどになる。ひえー。しかし、昼飯をたっぷりとった私には食べれなかったので、今日の朝食に回したのだった。朝からウナギ丼。なんとぜいたくな話だと思うが、せっかくなので、朝食シリーズの連作としたい。

マレーシアで、つつましく生活している我が夫婦だが、たまにこういうこともある。このところ、毎日猛暑で、しかも凄いスコールと雷が続いている。パワーをつける必要もあるのだと、無理矢理思う次第。

2018年4月21日土曜日

朝食は力餅うどん

一週間を乗り切って、今日は休日である。妻も休日で、ちょっと遅くまで寝ていた。妻は毎日5時起きで私の弁当作りをしてくれている。土日は私も朝食作りを手伝うのだが、今朝は、「うどんでいい?」と聞いてきた。ああ、桃太郎のてんぷらうどんだな、と思った。マレーシアで食べれる本格的なカップ生うどんである。妻が来馬するまで、お世話になり、以後もローカルのカップ麺より、桃太郎のてんぷらうどんを食することが多い。冷蔵庫に在庫が無くなると不安になる。日系の桃太郎食品製なので桃太郎。(笑)

すると、今日はお餅入りにすると妻が言い出した。「力餅。」なるほど。大阪人なら知っている大衆食堂というか老舗のうどん屋チェーンの餅入りのうどんのことである。このお餅は本帰国(一時帰国ではなく、マレーシアから日本に帰ってしまうことを意味する。)する知人のHさん夫妻からいただいたもので、極めて美味な純日本製である。桃太郎のうどん自体は、お湯を入れ、2分間チンして私が作り、その最後のお餅を妻が焼いてくれたのだった。

マレーシアに来て2年が過ぎた。ローカルのマレー料理や中華、インド料理ももちろん食べるが、やはり日本食はいい。妻と桃太郎食品とHさん夫妻に報恩感謝である。

2018年4月20日金曜日

スワジランドの国名変更

スワジランドが「エスワティニ」という国名に変わるそうである。英語から自分たちの言語に変えるわけで、私は覚えにくいことはともかく、国名変更自体は実に良いことではないか、と思う。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO29648260Q8A420C1000000/

ところで、旧名スワジランドは、南アがアパルトヘイトの時、経済制裁を受けていた関係で、南アの企業が進出、スワジランドの企業として輸出をしていたこともある。実際のトコロ、南ア経済との結びつきが深い国である。また絶対王政の国で、エディーマーフィー主演の映画「星の王子ニューヨークへ行く」の題材にもなっていると私は思っている。王族の経済的な基盤は、南アにあるわけだ。

2004年の南ア・ジンバブエ行の時、シンガポールのチャンギ空港で、アフリカの民族衣装を着た大人数の集団と出くわしたことがある。聞くとスワジランドの人々だった。おそらくは王族に関係する人々だったのだと思う。極めて、経済格差の大きい国であるのは間違いない。いずれは変化が訪れると思うが、それも国民が望むならば、の話であると私は思っている。いたずらにリベラルを看板に正義を振りかざす気はない。

2018年4月19日木曜日

PBTの話(32) 歴史分野PP5

私たちの年代は、経済学部と言えばマル系が主流だった。まだまだ社会主義に対する期待も大きかったし、文化大革命も反スターリズムの感覚で共鳴する人々も多かった。まさに今は昔である。

剰余価値や唯物史観などは最近の教科書では、あまり大きな扱いはないような気がする。メンシェビキとボルシェビキの違いなどどうでもいいような扱いだ。でも私はマルクスの考え方は、学生に少なくとも基本的な部分だけでも知っておいて欲しいと思っている。もちろん私は左派ではないが、歴史を考える際にはやはり重要な問題提起をしていると思っている。
というわけで、今日はF40Aでロシア革命を講じたのだった。第一次ロシア革命からラスプーチンの話、マルクスの基本的な考え方は、「科学的社会主義」にしぼって剰余価値説と唯物史観を軽く教えた。本気で教えるとかなりの時間を要するが、パワーポイントは、そういう意味で有意である。まあ、ずいぶんと駆け足ではあるが、やむをえないところ。
今日の画像の最後のものは、レーニンが演説をしている写真からトロツキーが消されているものを使った。パワーポイントならではの授業かな、と思う次第。

2018年4月18日水曜日

PBTの話(31) 歴史分野PP4

総合科目の授業も歴史分野を軸にだいぶ進んできた。F40A の自分のクラスでは、今日の補習終了時現在で、WWⅠが終了、次回はロシア革命というところまで進んできた。先週くらいから3コマ(90分×3)くらいで、今週初めまでは、日本の近現代史もやってきた。
まずは、日本史の超概説。万世一系の天皇制が続いていること。平安時代の後期以降は、君臨すれども統治せず状態と説明すると、ヨーロッパ近代史をすでに学んだ学生にはわかりやすい。武士の発生と武士道も、日本理解の重要な部分だと思う。今回は山岡鉄舟を題材にした。武士道を理解してもらえると、日本が欧米列強の植民地にならなかったわけもよくわかる。やはり武士は危険(生麦事件を題材とした)だし、尊敬に値する(教養の高さや潔さ)存在で、後々戊辰戦争で英仏は代理戦争の危険を冒さなかった。まあ、学生には、この時のフランスは、ナポレオン3世なのだと言うと、「なるほど勝てない戦争はしませんね。」という反応が返ってくるのも面白い。植民地化を防いだ新政府だが、不平等条約で、1/5くらいは植民地化されたようなもんだと説く。この1/5植民地化から脱する為に、日本は岩倉使節団を送り、予備交渉を行うが、それ自体は不発ながらも近代国家化の道筋をさぐることになる。意外にも最先進国イギリスを岩倉使節団はよく思わなかったのも面白い。産業革命で繁栄しつつも、児童労働などの実態を見いだす叡智が日本の武士階級にはあったわけだ。このあたりも産業革命で語ってあるので、皆、納得の様子。
国民国家化=国民皆兵を最重要課題とするあたりも、すでにヨーロッパ近代史で学んでいるところで理解が早い。日本の近現代史は、まさに不平等条約からの束縛を逃れんが為の努力である。日清・日露戦争を語り、世界史上のイギリスの地政学的優位が、日本海海戦の勝利に結びつく話もよく理解してくれた。
思えば、これまでの私の学びの総決算。かなり精選して教えているが、今のところ十分満足している。

2018年4月17日火曜日

ボストンマラソンの快挙

https://www.nikkei.com/article/
埼玉県庁の公務員である川内選手がボストンマラソンで瀬古選手以来の31年ぶりの優勝を果たしたというニュースが飛び込んできた。凄いな。ボストンマラソンと言えば、国債陸連が公式記録云々と、どう言おうとも世界的にも歴史の古いビッグタイトルである。

異形のマラソンランナーである川内選手は、注目を浴びてきた。長距離の世界も、商業主義的になってきている中での快挙故に、判官贔屓の日本人には大いに受けるわけだ。私にも同様の傾向がある。それがまたスポーツの面白さでもあるのだろう。

ちなみに、このボストンマラソンの開催日は、独立戦争の開戦に由来している。ボストンの街はそういう独立戦争との関わりが深い。私自身はボストンの街は思い出深く大好きな街である。そういう意味でも、今回の快挙を言祝ぎたいと思う。やったね!