https://www.teachhub.com/pbl-classroom-management-approach |
問題解決学習と言う方がわかりやすい。ESDでも、この手法は採られている。私のオリジナルな教材では、昔々実践した「私のPRSP(貧困削減戦略文書)」がこれにあたる。アフリカの途上国を選び、どういった開発が必要か考えさせる学習であった。当然ながら、一からその国の情報を集め、政策を考えなくてはならない。もちろん正解はないわけだ。
PBTでも、講義形式ではなく、たとえばこれからのマレーシアをどうするか、SDGsをもとに考えさせたりした。これも正解はない。しかし、様々な知識を得てからでなく、そのプロセスとグループ内での討議が重要であるとPBLは説く。教師はファシリテーターとして、アドバイスはするが、正解らしきことに導くわけではない。
なかなか面白い学習法なのだが、今考えているのは、世界史や日本史、地理、公民といった教科指導の中で、そういった正解のない設問である。こっちの方がなかなかの難問だ。ディベートなら、いくつでも浮かぶのだが…。
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