2019年4月1日月曜日

一時帰国/息子夫婦のカフェ

京都市北区に息子夫婦がカフェを開いたので、行ってみた。大宮通りと今宮通りの交差点のすぐ西にある。(地下鉄北大路駅から、大宮通りに出て西に15分ほど。)かなり変わったカフェで、トルココーヒーとチャイと雑貨がウリである。先日、トルコやアルバニア、ルーマニアなどで仕入れをしてきたので、店内はそういう雑貨で溢れている。
本もあるが、ほとんど息子の蔵書で、ヘブライ語やアラビア語の本もあってディスプレイに等しい。(もちろん、日本語の本も多いけれど…。)ウードを始めとした中東の楽器も並んでいる。全く変な店なのである。そうそう名前はフィンジャン(finjan:トルココーヒーの用具の名前)である。
あまり金儲けをめざしているわけではなく、極めて限定された客層を相手にしているようだ。ここを拠点に、アラビア語やヘブライ語の講義や、中東楽器などの指導をしてくそうだ。先日も京大のフランス語の詩の朗読会が行われたり、イスラム法学者の講演会が行われたりと、文化サロン的な場所を提供しているらしい。

以下、住所や連絡先など詳しく紹介してくれている記事と、店の公式ツイッター。
http://osumituki.com/hack/kyotokanko/cafe/118677.html
https://twitter.com/finjan_kyoto?lang=ja

ところで、知らぬうちに、日本に置いてきた私のモノも店内にあった。トイレには、イスラエルで手に入れた取っ手が2つの手洗い用のウォッシュカップがあったし、私のキッパ(ユダヤ教徒の毛糸の帽子)2つもあったぞ。大事な教材なのだが…。
まあ、もし敬虔なユダヤ教徒が来たら使うだろうけど…。

最新の妻の情報では、店内に置いている楽器が売れたそうだ。立笛とサズ(ウードの小さいもの)。かなり高価なものらしい。ふーん。開店後、意外に良い滑り出しらしい。

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