2019年3月21日木曜日

開発経済学テキストv7.04

昨日の国費生との交流会の後で
先日まで、PBTのインターン実習に来ていた信州大学経済学部応用経済学科の学生諸君のうち、男子学生3人が開発経済学をやろうとしていると聞いて、ちょっと嬉しかった。私は文学部で、全くの畑違いだが、国際理解教育を推進する中で、アフリカの開発経済学を独学で学んできたからである。せっかくなので、最新の「PBT留学生のためのアフリカ開発経済学テキストV7.04」をメールで送らせて貰った。ワードでP72分もあるが、Gmailで一括で送ることが可能だ。最新版と言っても、参考文献を増やした程度である。このところ、アフリカウォッチヤーとしての自負は薄らいでしまっているのが悔しいが、こういう経過があって今マレーシアにいるわけだし、マレーシアの研究も大事だと納得している。

とはいえ、アフリカの開発もまた曲がり角に来ているようで、中国の大きな圧力が「債務の罠」となってしまっているケースもあるようだ。先日少しエントリーしたけれど、ダンビサ・モヨ女史の呼びかけで始まったアフリカ投資の時代は、まだ少し早計だったのかもしれない。アフリカの現状も確認しながら、v.801へと改訂する必要がありそうだ。
…こんなテキストでも、学生諸君に少しでも役立てばと本望と思う次第。

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