プルドア社のちょっと前のマイビー(黄色) |
生産性の問題。国産車からの脱皮、ガソリン車からハイブリッド車、電気自動車化、水素自動車化などのこれからのスキル向上などなど。本当は外国人労働者の比率や最低賃金の問題から、マレーシア経済の現状把握へ進むと面白いが、これをどう料理するかはまだまだ今の学生には難しい。まあ、授業でその時々で、今回の工場見学を話題にして、とにかくも自分で考えることを主眼に指導していこうかと思っている。
さて、プルドア社の車と言えば、マレーシアの10台に1台と言われる大衆車・マイビーである。私は、このマイビーが大好き。最近モデルチェンジして、なんかワーゲン・ゴルフっほくなったけれど、少し前のマイビーが可愛い。色は、黄色が一番いい。とはいっても、こちらで車を買う事はないだろうと思う。最大の理由は、バイクの運転が怖いからである。こちらのバイクは、縦横無尽に車の間をすり抜けていく。「日本であんな運転したら死ぬぞ。」と常々学生に言っている。(笑)とにかく怖ろしいのである。もうひとつは、万が一事故や故障した場合の対応である。こんな場合の英語の対応力は、我が夫婦ともども、全然ないといってよい。よって、理性的な結論として、「車は買わないでおこう。」となっているのである。でも、やっぱり黄色のマイビーはいいなと思っている。
もし、日本でも販売してくれたらなあと思うが、学生の「輸出しないのですか?」との質問には、はっきりイエスと言う答えが返ってきたそうだ。ブルドア社は、出来るだけ安価な車を国内で販売するというポリシーがあるらしい。この回答には、みんな不可解な顔をしていたので、アップル社と中国や台湾の安価なスマホを例にとって、ニーズの差別化(この言葉は使っていないが…)について説明したら、みんな、なるほどと納得してくれたのだった。
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