北アイルランド/ベルファストの壁画 http://enmangaplus.blog38.fc2.com/blog-entry-71.html |
議会がもめている最大の理由は、北アイルランドと、EUの一員であるアイルランドとの膨大なボーダーが大きな懸念材料になっているからである。イギリスがEUを離脱する以上、なんとか平和を保ってきたこの国境が経済的な新たな障壁となるわけだ。これをどう処理するか、下手をすると、北アイルランド問題が再燃しかねない、と議会はかなり懸念していたわけだ。
https://www.bbc.com/japanese/47548154
ところが、今日のニュースによると、爆弾の入った郵便物がイギリス国内でいくつか発見された。IRAと名乗る者からの犯行声明が届けられたという。もちろん、これが真実、(復活した)IRAのものなのかはスコットランドヤードが調査中であるが、まさに、亡霊。
https://www.afpbb.com/articles/-/3215445
冷戦後の世界に再構築された「ポスト近代国家」、EUの自由貿易下の平和統合の実験は、グローバリゼーションの格差拡大の中で、もろくも崩れてしまうのだろうか。各国はまた、元のように、国益を追求しつつぶつかり合うのだろうか。
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