オスマントルコ時代、アルメニア人は ジェノサイドでヨーロッパに逃れた https://twitter.com/cetine58/ status/843492150457372673 |
https://www.cnn.co.jp/world/35129423.html
…ちなみに、ステレオタイプ的に考えると、この教会はカルヴァン派(オランダではゴイセンと呼ばれている。)の可能性が高い。アルメニア人は、はるかに古い伝統をもつアルメニア正教徒だということになる。同じキリスト教でもその教義の差は大きい。こんなことを言うとクリスチャンに怒られそうだが、普通、ゴイセンは、予定説に立つので、アルメニア人を救うというのは、ちょっと意外な感もある。キリスト教の説く隣人愛は、文字通り受け止めないほうが無難である。でないと歴史上数多い宗教戦争を説明できない。
…比較宗教学の徒としては、かなり意外なのだが、礼拝を行うことで、国外退去の執行を阻止しているという事実は、実に興味深い。このアルメニア人家族も2010年からオランダにいるそうで、子供は学校にも通っていたという。詳細は不明だけれど、このCNNのニュースが様々な人権関係のNGOなどに波及を呼び起こす可能性が強いだろうと思う。注視していきたい。
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