2018年12月4日火曜日

PBTの話(76) 今年も哲学講座Ⅱ

西洋哲学史・最後の哲学者デリダ https://www.youtube.com/watch?v=opr9jb1xtSk
哲学講座も、今日で一応西洋哲学史は、構造主義・ポスト構造主義で終了した。今年は、ヘブライズムをかなり詳しく歴史の前にやったので割愛し、心理学の話などを多く入れながら、ソシュール、フロイド、レヴィ・ストロース、フーコー、ドゥルーズ、デリダと講じてきた。我がクラスでは、かなりの手応えを感じたのだった。私の理解や経験値にもよるのだろうが、おそらく今までで最高の出来だと思う。

なんどか書いているが、今年の文系クラスは、あまり経済や経営といったビジネス志向ではなく、教養学部や人部系の学部、社会学部、国際関係、芸術系などを志望している学生が多いのだ。中華系の学生が多いのだが、PBTの歴史の中でも異質らしい。(笑)だから、と言ってはなんだが、反応が良いので、大いに盛り上がりながら、余計な話もたくさんしたのだった。

こういう知的な部分での教師としての満足は、なかなか味わえないと私は思う。とりあえずは、大学の教養課程で、哲学・倫理学・宗教学・心理学などを履修するうえで役には立つと思うのである。明日からは、+αということで、中国思想と仏教もやっていく予定。今年は、6月に国際理解教育をほぼ終了しているので、最後にSDGsを語り、マレーシアの課題は何かを考えさせようかなと思っている。

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