2018年12月13日木曜日

”Janbo bwana”な夢のお話

故ピーター・オルワ氏
2003年 ナクルにて
一昨日の夢の話を、今日はエントリーしようと思う。なにかのイベントで、私はシャンベ(アフリカの太鼓である。)を探していて、結局、関西空港で買った(今自室にある)ミニチュアのシャンベ(直径10cm・高さ20cmほどしかない。)しか見つからず、これを叩きながら、ケニアの代表的な歌「Janbo bwana」を歌い出すのだが、歌詞が途中から出てこない、困ったなあと思ったら、スーツ姿の今は亡きピーター・オルワ氏(2003年JICAの高校教師のケニア研修旅行時のコーディネーター:オリンピックメダリストでもありボクサーでもあり、本も書いているし、サントリーのCMソングを歌う歌手でもあり、日本語が堪能で旅行業も手がけていた。)を観客の中に発見し、彼を舞台上に呼び出して、いっしょに歌い、そして大きなシャンベを叩いてもらい、安心したという夢だった。

この「Janbo bwana」、長いこと歌っていなかったので、本当に歌詞を少し忘れていた。
https://www.youtube.com/watch?v=vUrVeRGo5IM

この夢、私の無意識下を知る上で、どういう意味があるのだろうか。先日、F40Aで哲学の最終講義をしていて、フロイドの時、「夢判断」について少し話していた。ちょうど日本人会の無人古書コーナーに、(フロイドの弟子である)ユングの研究者が書いた「夢の事典」(鞭羊子著:日本文芸社/平成13年発行)があった(当然RM 1の価格である。)ので購入し、次の授業時に、実際に夢判断の臨床をやったりしていたのだった。ちょっとユングの話もしたはずである。

で、私の夢をこの「夢の事典」で調べてみた。該当する項目はあまりなくて、「太鼓」くらいである。太鼓は自己主張の手段のひとつだ、と書いてある。自己主張をしたいことを示しているらしい。そう言えば、このところ授業以外では、自分を常に抑えているような気もする。一方、同姓の友人は、ユング心理学では、「シャドウ」というらしく、隠された自分の姿を暗示しているらしい。ピーター・オルワ氏が夢に登場したことをどう判断すればいいのだろうか。この所、マレーシアや韓国・米国・中国などのアジア情勢に思考が向いている。アフリカのことを忘れているのではないか?という自己の無意識内での葛藤が現れたと見るべきなのかもしれない。

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