https://www.news-postseven.com/archives/ 20181112_800188.html?IMAGE&PAGE=2 |
さて、マレーシアにあって日本のTVをライブで見ているわけではないので、よくわからないが、ネット上では、例の原爆Tシャツ問題のグループが、ナチの強制収容所の囚人服を着た写真などが発掘され、ナチ礼賛的なパフォーマンスも暴露された。これが、高須クリニックのおじさん(彼は有名なフリーメイソンのメンバーである)から、米国ロスに居を構える世界的に有名なユダヤ人権団体・サイモン・ウィゼンタール・センターへ連絡が入り、SWCから抗議と謝罪の要求がなされた。このグループ、ベルリンのホロコーストセンターでビデオを無断で撮影したこともあるらしい。(ちょうど私が行ったこともあるワルシャワ・ゲットーの記念碑前といった追悼の場所だ。)これも常軌を逸した行為である。きっと、そういう知識もないのだろう。無知と言えばそれまでだが、無知は罪である。
その(謝罪への)答えが、今日韓国政府から出た。なんと文化勲章がこのグループに与えられるらしい。このタイミングで…。信じられない。
https://www.sankei.com/world/news/181008/wor1810080040-n1.html
…「反日」であれば、全てが正義とされる現在の韓国の状態は、あきらかにおかしい。私は、何度も書いているが日本の植民地支配については、その痛みを知るべきだと思ってきたし、在日の教え子には、民族の誇りを持たせるようにしてきた。差別に対しても精一杯守ってきたつもりだ。(当時の大阪の教育界の民族教育の指針でもあった。)しかし、さすがの私も、ちょっと違和感を感じるという表現ではすまないような嫌悪感を感じている。
…教育の力とは怖ろしいものだ。日本の軍国主義的教育もそうだが、韓国の「反日」教育も、ここまで昇華すると、自滅しかねない。「恨」の民族性は理解しなければと思うが、さすがに「遺憾である」ではすまない状況を生んでいるように思われる。
…ともかくも、在日の教え子達や友人に飛び火しないことだけを祈っている。工業高校時代に野球部のエースだった生徒が、韓国のプロ野球に迎えられたが、結局在日韓国人のとして日本で生まれ育ったので、韓国での日常の人間関係に疲れ、力を出せないまま帰国してきた。彼ら在日の2世・3世・4性の人々は、韓国人でありながら反日に凝り固まった半島の韓国人と同じではないことを明確に主張しておきたい。今こそ、在日の人々に対する民族差別意識を捨てるべき時でもある。知性があり、品性があり、民度の高い日本人は、この違いを明確に区別して欲しいと思うのだ。
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