2018年11月21日水曜日

パース紀行Ⅳ ロンドンコート

ロンドンコートの入り口
パースの謳い文句は「世界一美しい都市」である。ヒューム(注:イギリスの経験論の哲学者)ではないが、絶対に世界一だとはいえない。しかし、もし美しい都市コンテストをしたら、少なくともエントリーされる十分な美しさだと私は思う。

まず、ゴミが落ちていない。(マレーシアから行くとよけいに強く感じる。)公園の面積が広く、芝生が綺麗に整えられ、緑豊かである。歴史的な教会や建築物も十分保存されている。そして、ダウンタウンのビル群もごちゃごちゃしていない少数精鋭であるという点が、大きいと思う。(ちょっとアメリカ西海岸のサンディエゴを思わせる。)
カンガルーの銅像が緑に生える
パース由来の偉人像だけでなく、こんな銅像も
しかもスワン川やインド洋に繋がるヨットハーバーもあり、極めて情緒がある。街を流れる時間もゆったりとしている。あちこちに銅像や彫刻などの芸術作品もある。自転車で走っている人も多いし、ダウンタウン内でもカモメがゆうゆうと飛んでいたりする。

最終日の朝にロンドンコートと呼ばれるショッピングストリートに行ってきた。1937年に立てられたチューダー朝風の建物をくぐると両側にショップが建ち並ぶ様は、なかなかの趣である。さりげなく歴史的な建物を活かしているところもパースの魅力だと思う。
ロンドンコート/クリスマス風装飾も
ロンドンコート/チューダー朝といえば、ヘンリー8世である。
これも最終日に気づいたが、パースは意外にベンチが多い。ゴミ箱も50mごとにある感じ。オーストラリアの人々の自然な「余裕のある豊かさ」を感じる。とはいえ、豊かさからドロップアウトしたホームレスの人たちがいたのも事実。ビッグイシューを売っていた姿を、同じく最終日に見つけた。当然ながら、全てにおいて100%はないわけだ。

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