2011年7月26日火曜日

教員免許更新講習なのだ 2

今日のランチはガストだった。
肩が、ホンマ痛い。日々悪化の一途をたどっている。ちょっとしたことで激痛が走っている。しかしここで挫けるわけにはいけない。東北の方々も、なでしこジャパンも、ソマリアの国境なき医師団も頑張っているのだから、と無理やり理由づけして、生活をかけての5日間の修行である。ふう。

今日は必修の「教育の最新事情」の第2日目。3コマの講義と1コマの試験であった。今日も面白かったことを書こうと思う。小学校の先生方はホント大変だと思う。ストレスも凄いらしい。で、2コマ目で15分ほど『ワーク・アウト』を行った。ワーク・アウトとは、「ちょっと仕事から離れて…」という意味で、「まじめな雑談」「ざっくばらんなミーティング」というアクティビリティらしい。テーマは、「私のストレス解消法」だった。またまた仲のいいY先生や後輩の口の悪いI先生とワークアウトした。(ホント、やる気が感じられない。)当然二人のストレス解消法を私は知っている。(個人情報なので今回は伏す。)I先生に「ブログが解消法でしょ。」とズバリ当てられた。こののブログにはそういう側面がある。(笑)

3コマ目は、発達心理学の講義だった。私の学んだ発達心理学はもう古い。(30年以上前である。)大きなテーマとしては「認知」についてである。まるで、カントの先天的認識形式を心理学が追従したような話であった。(関係者者のみなさん、失礼。)視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚の五感、すなわち「感覚」を、刺激のひとかたまりの有意味な対象としてつかむ働き=「知覚」がつかみ、知覚された状況を過去の記憶しているデータと照合し、社会的、文化的影響のもとに意味づけること、これを『認知』というのだそうだ。「時間と空間という直感形式を、感覚的質量として感性が感じ、それを悟性が後天的なカテゴリーで経験的対象をして再構成する。」カントとそっくりである。
私は、まずそう認知したのだが、講師の先生は様々な画像やアラビックの文字認識などを使って興味深く説明していだけた。なんかよくわからない絵を見た。何か全くわからない。だが、赤線の輪郭を挿入すると牛だとわかった、次に見た時は牛にしか見えない。アジア諸国の変な日本語の看板や商品も、文字認知のいい題材になっていた。なるほど。脳科学の進歩は、だいぶ進んでいるのだった。不勉強を恥じた次第。

追記:先ほど東アフリカの飢饉に対して日本政府として500万ドルの無償資金援助を行うと外相の発表のNHKニュースを見た。やっとかいな。世界銀行の1200万ドルの約半分。金額もそうだが、ぶすっとしたイヤイヤ金を出す風の会見を見て、またまた日本はあかんなと思った次第。もし、私が外相ならアフリカ諸国の大震災への支援の気持ちへの御礼を改めて述べて、日本国民の理解を得ながら金を出す。そういう機微を今の政治家はわかってないのだろうか。(怒)

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