2011年7月11日月曜日

今日定食は唐揚げやったりして

今日は暑いので職員室で昼食をとった
短縮授業である。本校では、なにか理由があるのだろう、わざわざ作った短縮授業の時間割で授業が行われる。(普通月曜日の1限目から4限目とかいう感じで機械的である。)面白いことに、一回も行かないクラスもあれば毎日のようにあるクラスもあったりする。こういう時間割をつくる作業は、極めて大変なのである。私も何度かそういう仕事をしたことがあるので、その苦労がしのばれる。だから文句など言ってはならないのだ。さて、その毎日のようにあるクラスが、今日もあった。実は明日もある。(笑)3年武道科・体育科の政治経済である。アフリカ開発経済学も、いよいよアフリカの農牧業、工業に進んできた。ところが、武道科も体育科も、カリキュラム的に地理の選択がないので、全く地理的な素養がない。で、時間もあるので、農業のイロハを教えているのだ。

穀物の降水量との関係。穀物のカロリー対比。カロリーから導き出される有畜農業。牧畜と降水量の関係。家畜、特に牛・豚・羊・山羊、ニワトリも含めて、その飼料消費と肉のでき方。その価格との関係などなど。つい、時間があるので、家畜の屠殺方法について語るはめになった。

前任校の私の地理の弟子たちには、懐かしい話題かもしれない。最近のえげつないニワトリの飼育方法。窓のないビルの中で、電灯をつけたり消したりして、1日を3日ほどに感じさせ、唯ひたすら太らせる。その屠殺方法もひどい。牛の屠殺方法は、歴史があって、最近は、狂牛病対策の関係で、一気に脳髄からセキズイまで貫く方法が取られている。…などなど。寝ていた連中がムクッと起き上がって聞いているのが面白い。(ちなみにこの牛の話のネタ本は、世界屠畜紀行という本である。最近文庫本化されたようだ。)

ところで、ニワトリの話をしていて、こんな冗談を言った。「今日の定食、唐揚げやったりして…」生徒は大笑いしていたのだが、…唐揚げ定食だった。(今日の画像参照。ホントはここに味噌汁がついて、350円。大阪は連続四日目の真夏日。食堂が蒸し風呂のようだったので、職員室で食べることになったのだった。)

この話題、一応滑らない話シリーズなのだが、一度だけ思い切り滑ってしまったことがある。今は2回生になった筝曲部のY君が、顔を真っ赤にして嫌がったのだった。ホント純粋ないい子なのである。Y君、あの時は、調子に乗ってこめんね。

2 件のコメント:

  1. 先生の授業懐かしく感じます。
    突然の転勤されたので、連絡先等聞けず残念でした。

    またいつか先生の授業を受けたいです。

    少女A

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  2. 少女A君(笑)コメントありがとう。在校生かな?もう少し判明できる材料があれば、連絡先を伝える方法があるのやが…。またコメントちょうだい。

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