2020年1月10日金曜日

オリオン座のペテルギウス

https://matsuao.com/science/post-1192/
冬の代表的な星座であるオリオン座。マレーシアでも見えるようなのだが、KLは地上の光の多い大都市だし、すっきり晴れた夜はそう多くないので、あまり見た記憶がない。こちら三崎は、空気が澄んでいるし地上の光も少ないので、よく見える。小学生の頃は親父の影響で天文学的な知識を多少得た。オリオン座とくれば、ペテルギウスとリゲル。そして三連星である。最も分かり易く、昔からなじみの星座である。

さて、NATIONAL GEOGRAPHICの日本語版に、「オリオン座の巨星に異変、超新星爆発が近い?ーペテルギウスが観測史上異例の暗さに、爆発の前兆か、専門家に聞いた」という記事があって、興味深く読んだ。ちなみに、ペテルギウスは、PBTの学生・卒業生は日本語名になじみがないと思うので、英語表記はBetelgeuse、中国語表記は参宿第四星(参宿四)である。(上記画像参照)

さて、このペテルギウス、夜空の恒星の中でも上位10位に入る明るさなのだが、昨年10月から暗くなってきて、12月中旬には上位20位にもはいらなくなったそうだ。ただ、ペテルギウスは変光星なので減光することは不思議ではない。しかし、異例の減光であることは確からしい。科学者たちは、超新星爆発するのではないかと期待しているとのこと。もし、超新星爆発したら、ペテルギウスは一時的に満月よりも明るくなり、昼間でも見られるという。2,3か月後に暗くなって永遠に消えてしまうらしい。これらの変化は肉眼でも十分確認できるという凄い話だ。
【主な星の大きさの比較】

1. 水星 < 火星 < 金星 < 地球
2. 地球 < 海王星 < 天王星 < 土星 < 木星
5. アルデバラン < リゲル < アンタレス < ベテルギウス
ペテルギウスの質量は、太陽の20倍だが、大きく膨張しているそうで、もし太陽の位置にあれば、木星くらいまで達する大きさらしい。太陽系からの距離は、約642光年。つまり、我々が見ているペテルギウスの光は642年前のものである。ということは、1378年。西洋史では、大シスマ(カトリック教会の大分裂:ローマ教皇がローマとフランスのアビニョンに並び立ったこと)の年で、日本では南北朝時代になる。
天文学という学問は、ふと冷静に考えるとそういう驚愕の事実に向き合うことになる。

ところで、ウィキによると、もし、ペテルギウスが超新星爆発したとして、その後ブラックホールではなく、中性子星になるとあった。中性子星についても調べてみた。極めて興味深いが、これ以上エントリーするのは「超文系」の私には不相応なのでやめておこうと思う。

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