2020年1月8日水曜日

現時点でのイラン危機考2

https://ameblo.jp/oretatinonii
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今日は、爆弾低気圧の関係で三崎は、雨は降っていないものの凄い風の日であった。マレーシアでも凄いスコールの時に突風が吹き荒れたが、こちらの風は音が怖い。(笑)台風が来た時はどうなるんだろうと思ってしまう。

さて、イランが国内から弾道弾ミサイルでイラクにある米軍基地を攻撃したようだ。朝のニュースでは死傷者はなさそうだったのだけれど、夕刻には20~80名ほどという数字が流れた。十数発も打ち込んで、さすがに米軍の死傷者ゼロはないと思っていたけれど、3日間の喪が明けて速攻の反撃は、ある程度成功を収めたのではないかと思われる。

しかも大統領閣下に懸賞金が出た。8000万ドル(日本円で86億とも87億ともいわれている。)、葬儀の際に懸賞金の寄付が行われたという情報もある。ネットでは、ロジャー(ワンピースのかつての海賊王、エースの父親)以上の懸賞金だと盛り上がっている。

この懸賞金は葬儀の主催者によるもので、最高指導者ハメネイ師の死刑宣言というファトワではないようだ。以前ホメイニ師が「悪魔の詩」を書いたイギリスの作家(翻訳者出版関係者も同罪)に死刑宣告のファトワを出し、日本語翻訳をした筑波大学教授も殺された。このファトワは発した本人しか撤回できないので、今も有効である。凄い話だが、もし、ハメネイ師がファトワを出したら、大統領閣下は元大統領閣下になったとしても、撤回されない限り暗殺者に狙われる羽目になる。大統領・副大統領経験者とその家族には、SPがつくが、おそらく守り切れないのではないか。NYのトランプタワーや所有しているホテル・ゴルフ場など全てを守り切れるものではない。大統領閣下は、まったくバカな真似をしたもんだと私は思う。イランの怖さは「シャーに死を」という革命時のフレーズに露骨に出ている。これもシーア派の人々の強烈な一面で、穏健なマレーシアのムスリムである教え子からみると全く理解不能だと言っていた。しかし、マハティール首相は、今回の暗殺を不道徳だと非難し、イスラム国家は結束すべきだと述べている。

私はまだ、両国が全面戦争になるとは思っていない。互いにデメリットが大きすぎるからだ。しかもアメリカには正義がない。大統領選の帰趨を左右する利己的な思惑しか見えてこない。イランには、シーア派の十二イマーム派というアイデンティティが強固にある。追い詰められたら立たざるを得ない。またイ=イ戦争でボロボロになりながらも耐えた過去もある。ここは、大統領閣下、遺跡を攻撃して戦争犯罪人になる前に矛を収めるべきであると思うのだが…。

風が強い。ヒューヒュー鳴っている。これからの中東を暗示しているように思える。

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