2019年7月26日金曜日

PBTの話(52) 進路指導

国立大学再編の動きもあるようだが…
https://dot.asahi.com/wa/2019012300011.html
PBTは来週、スクールホリデーに入る。事実上明日から再来週の月曜日まで休日である。そのホリデー前最終日に、6月のEJU(日本留学試験)の結果が届いた。私の教えている総合科目は、見事に世界平均以下だが、内容を全部教えていない中で受験しているので、全く気にならない。あくまで11月が勝負である。最も重要な日本語は、やはり私費生文系と比べて厳しい。改めて、国費生の現状を認識した次第。

さて、放課後、その国費生が進学する国立大学の受け入れ状況の資料が届き、担当者のO先生が整理して下さった。まだじっくりと見ていないが、一昨年の資料よりは受け入れ大学が増えているような気がする。

スクールホリデー明けには、自分の志望学部を3つ提出しなければならないので、国費の学生が休み時間や放課後に私のところに来て質問やら、悩みやらを聞く機会がぐっと増えた。内容はいろいろだが、私の授業が進むにつれて、経済学や経営学、政策学、国際関係学、社会学と志望の幅が拡がっていっているようだ。進路指導という名で学部の話をするより、授業の中で関連項目の時に脱線しながら学部の話をしてきたのが活きてきたようだ。正直なところ、国費生は私費生よりはるかに恵まれている。この一週間あまり、親とも相談しながら精一杯悩んで欲しいと思っている。

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