2019年2月15日金曜日

文化人類学者 荒熊さんの話題

ブルキナファソに行った際お世話になった文化人類学者の荒熊さん(本名はSさん)の本がまもなく出版されるらしい。「ブルキナファソを喰らう」というアフリカの食についての本である。私はこの3月に一時帰国した際に購入する予定。
明日、東京で、そのトークイベントがあるらしい。高野秀行さんも参加とは、豪華な話である。高野さんの本は何冊も読んだが、中でも「謎の独立国家ソマリランド」は素晴らしいアフリカのノンフィクション作品である。荒熊さん、高野さん、頑張って下さい。
http://cacaochemise.blogspot.com/

ところで、荒熊さんが京都におられた頃、アフリカ教育研究フォーラムの大会に、荒熊さんの発表を聞きに一度だけ参加したことがある。荒熊さんは、ブルキナファソのクルアーン学校やストリート・チャイルドについて研究している都市の文化人類学者なのだ。(私はワガドゥグでフィールドワークに連れて行ってもらった。なかなかできる経験ではない。)以来、毎回フォーラムの事務局から案内メールが毎回届くのだが、マレーシアにあってどうしようもない。ところが、次回は国際基督教大学(ICU)で行われるらしい。我がPBTの教え子L君が在学している。彼の目差す学問とは全く畑が違うが、もし参加できるようだったら、行って見て欲しいな。4月12日(金)・13日(土)於:ICUのダイアローグハウスの2F国際会議場だとか。申し込みは2月22日までだという。

こういう紹介をしていると、ふと、国理解教育学会のことなどを”想って”しまう。毎年のように研究発表をしていたが、マレーシアに来てからは当然会費も払わない幽霊会員になってしまっている。マレーシアを題材にした国際理解教育の研究成果(というほどのものではないが…)は、このブログ内で少しずつエントリーしているつもりではある。でも、やはりまた何処かの大学の教室で、関係の大学の先生方や院生、現役の先生方を聴衆として研究発表してみたいな、と想うのだった。

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