2019年6月16日日曜日

イラン:イスラエルからの視点

https://www.youtube.com/watch?v=-mTH5lL9aXA
オリーブ山便りに、興味深い記事が載っていたので、エントリーしていおこうと思う。
まずは、今回のイラン・ホルムズ海峡でのタンカーへの攻撃について。今回の攻撃は、アメリカはイランによるものだと公式に非難している。イランは、外相が「Bチームによる陰謀」とツイッターに書き込んだそうだ。Bチームとは、アメリカの(B)ボルトン補佐官、イスラエルの(B)ベンジャミン・ネタニヤフ首相、サウジのモハンマド・(B)ビン・アル・サルマン皇太子、アブダビ(UAE)のモハンマド・(B)ビン・ザイード・アル・ナヒャン皇太子をさしているらしい。(これなら、ムスリムの男性は全員Bチームに入るなあ、などと、私は失礼ながら笑ってしまった。ビンというのは、父親の名前の前につく語である。)

今の時点で、この攻撃が誰のものであるかは不明だが、アメリカもトンキン湾事件の過去があるし、イスラエルは動機が十分、サウジもUAEも動機としては十分あるわけで、なんとも言えない。

オリーブ山便りは、こう結んでいる。「かつてイスラエル人がバビロン捕囚になっていた時代、彼らをエルサレムへ帰らせ、神殿の再建を実現させたのはペルシャである。イランは今は宿敵になっているが、イスラエルの祝福になる可能性も秘めている。神の前に、本来のイランの姿を取り戻せるようにと願う。」…なるほど。
http://mtolive.blog.fc2.com/

ちなみに、ガザから凧に火炎物を乗せ、イスラエル南部に攻撃したり、ロケット弾の攻撃も行い、相変わらず報復の空爆を受けている。(日本のマスコミは、日常茶飯事だとしてほとんど報道しないようだ。)ラマダンが終わり、国境でのデモが再開したようなのだが、この裏に、イスラエルの妨害で、カタールからのパレスチナ人への現金配布($3000万ほど)が遅延しているという問題があるらしい。一人当たり$100もらえるらしく、オリーブ山便りに満面の笑みをたたえた男性の写真が載っている。オリーブ山便りは、黙示録18章を引用して、経済という支配者が神によって崩壊させられることを記している。

…いつもながら、オリーブ山便りは、新鮮な情報源になっている。

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