http://www.adaysuarez.com/majin-trump |
https://toyokeizai.net/articles/-/288467
要旨を簡単に述べると、大統領閣下にとって、真の敵は再選を阻む民主党の候補である、ということである。中国との貿易戦争も、イランとの危機も、結局のところ、いかに次回の大統領選で票に結びつけるか、というタイミングを計りながら動いているということだ。
これは、トランプ大統領閣下だけの話ではなく、F・ルーズベルトもまた、中間選挙や大統領選挙前に戦果を挙げ、朗報が届くような戦略をうったという。大西洋上会談でのチャーチルとの英国を助けるとの約束を果たすことは果たすが、まずは弱いイタリアを叩いたという。結局のところ、アメリカ大統領の権力欲あるいは権力保持のために戦争が行われたことに間違いはない。民主主義とは、そういう構造を秘しているわけだ。もし、現政権がイランとなんらかの軍事行動をとったとしても、所詮はそういう私的な理由で組まれた戦略だということで、実に馬鹿げている、としか言いようがない。
私には、こういう真実が、ネット社会でどんどん露呈していることは喜ばしいことのように思える。書生的かもしれないが、やはり政治というものは「公」でなければならないと思う。…と、アジア的な信条で今日のエントリーを締めくくりたい。
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