https://kaisoku.kawai-juku.ac.jp/nyushi/kyotsutest/25/analysis/5610.html |
https://kaisoku.kawai-juku.ac.jp/nyushi/kyotsutest/25/analysis/5510.html |
昨年度、学園で2年生の公共を教えた関係で、まず公共の問題について考察したい。公共倫理では、公共の問題は、8問で配点が25点になっている。政経も全く同じで25点配点であった。
公共の問題は、資料を読みとる思考問題が主で、いかに早く読み、論点を掴むかが問われている。倫理的な問題として第2問・問1にハーバーマスとアーレントが出た。正直な所、ハーバーマスの思想は私の好みではない。かなりの綺麗事、小学校の学級会的な原理を述べているに過ぎないと今でも思っている。さて、倫理の問題を見て、かなり複雑でいやらしい問題(河合塾の表現では踏み込んだ知識を問う問題)になっていると感じた。特に、第3問問4は、中国思想の礼楽についての4つの記述にあてはまる思想家(孔子・孟子・荀子・老子・荘子・墨子)をそれぞれ選ぶ問題であるが、ここまで授業で教える教師は全国でどれくらいいるのだろうと思う。
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