2019年1月21日月曜日

PBTの話(6) 世界地誌PP

今年の1月は授業が多い。JPAの理系2クラスで週6コマ、F42の文系2クラスで4コマ。余裕がないので、F40Aの進学指導がままならない。まあ、愚痴を言っても仕方がないが、今週でJPAの理系が終わる。木曜日が卒業式であるからだ。これ以後は、もう少し余裕が生まれるはずである。とはいえ、コツコツとF42文系の世界地誌の教材研究を進めている。

今日はタイプーサム(インド系のお祭り/2017年2月10日付ブログ参照)で休日である。ちょっと、世界地誌の教材(パワーポイント)についてエントリーしておこうと思う。これまで、私はこの時期、地理はT先生にまかせていて、EJU前に復習するカタチをとってきたが、文系のクラスが増えた関係で、今回新たに、再構成して作り直している。F42の学生は、日本語がやっと中級に入ったくらいなので、どんどん画像を見せてイメージをふくらませなくては、面白い授業が成立しない。

まず、ヨーロッパ、さらに北南米の地誌の教材は完成した。これらをプリント化するのも時間がかかる。重要なPPの画面はスクリーンショットを載せて、さらに項目別にまとめているわけだ。

当然ながら、各国の風景なども挿入している。これをネタに、いろいろと質問したりして面白くするわけだが、ネットで画像を選択するのも、時間がかかる。(笑)地誌をやりながら、農業や鉱工業などの話題にも触れていく。マレーシアの学生は、あまりこういう授業を受けてきていないようなので、かなり新鮮に受け止めてくれる。まさにタブラ=ラサなので、社会科教師としてはやりがいがあると言える。こうして、毎年毎年、教材を良いものに更新していくと、これまでの学生諸君には申し訳ないような気もしてくる。教師も成長していくものなのだ。それがあるからこそ、学生の成長もある。60歳を過ぎても、私はまだまだ少しでも良い教材を求めたい、成長したいと思っている。

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