2016年6月9日木曜日

IBTの話(6) ムタバク

写真を撮らせてもらった
昨夜のラマダンの夜店で、国費生に出会った。そこで、みんながオススメの屋台を教えてもらうことにした。教室で、みんながみんな、両手の親指と人差し指で四角形を作ってアピールしてくれた料理。ムタバクと言うらしい。名前が難しくてなかなか覚えられなかった。結局ノートに控えた次第。

要するに、四角いオムレツである。屋台のお兄さんは、中に何を入れる?ビーフか?チキンか?と言うのでビーフにした。ちょうど(教えていないけど)理系の男子の国費生がその屋台にいて、通訳してくれた。で、文系の女子国費生は(私をよろしく、という感じで)戻っていった。見事な連携(男女はあまり親しくしていけないのだった。)で、ホント、ありがたいことである。理系の国費生が、作り方も解説してくれた。面白い。うまいこと四角く包んでいくのだった。

ところで実は、またまたフードコートのお粥屋さんがお休みで、困って近くの焼き飯を食べた後だったのだ。いつもよりは満腹感があって、腹9.5分目くらい。住処に戻って、シャワーを浴びて、さて、このオムレツ、どうしようかと悩んだ。ものすごく食べてみたい…。ええい、と4つに分けてくれた1つを頬張ったら、すこぶる美味であった。だが、これ以上食べてはいけない、と我が理性が警告している。残りは明日、つまりは今日のランチとすることにした。朝から連続三コマ授業。90分+90分+50分。そのご褒美として、授業が終わったら職員室で温めて食べることにしたのだった。

一日(冷蔵庫で)置いて、チンしたけど十分美味。生徒のみんなが、「是非食べてください。」と強くアピールした理由がよ~くわかった次第。ちなみに、授業が始まる前にムタバクが美味しかったことを伝えると、大盛り上がりだった。彼らは断食中なので申し訳ないのだけれど…。

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