2016年6月25日土曜日

ビル・ゲイツの開発経済学

msnのページで、ビル・ゲイツが1日200円の生活を強いられたとしたらどうするか?という問いに、ニワトリを育てる、と回答している。

ニワトリは育てやすく、ワクチンも安い。たとえば5羽雌鶏を育てていたとして、雄鶏を借りて卵を産ませれば、3ヶ月で40羽ほどのヒヨコが生まれる。こうして増やしていけば、西アフリカでは、ニワトリは1羽で500円程度で売れるそうで、1年で10万円以上の収入になるという。貧困から脱出する手段として効率的だというわけだ。

卵も生むし、栄養価も高い。またニワトリを飼うという仕事は女性の仕事であり、儲けたオカネを女性にコントロールしてもらう方がはるかに家計的にも有為なのだという報告もされている。

このニワトリを育てて貧困からの脱却をはかるプロジェクト、ゲイツ財団がすでにニワトリ10万羽の寄付を実行しているらしい。目の付け所がシンプルで面白いと思う。

http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E3%80%8C1%E6%97%A5200%E5%86%86%E3%81%AE%E7%94%9F%E6%B4%BB%E8%B2%BB%E3%81%A7%E3%81%82%E3%81%AA%E3%81%9F%E3%81%AF%E3%81%A9%E3%81%86%E6%9A%AE%E3%82%89%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99%E3%81%8B%EF%BC%9F%E3%80%8D%E3%83%93%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B2%E3%82%A4%E3%83%84%E3%81%AE%E5%9B%9E%E7%AD%94%E3%82%92%E8%81%9E%E3%81%84%E3%81%A6%E4%B8%8B%E3%81%95%E3%81%84/ar-AAgXBzR#page=2

*ちなみに本文では、ニワトリを「1匹」という数え方をしている。せっかくの良い記事が日本語の乱れで台無しだと思う次第。(今日の画像もmsnのページから。)

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