2016年6月24日金曜日

イギリスのEU離脱と「円」

http://minkabu.jp/blog/show/765217
イギリスのEU離脱が決まったというニュースが流れてきた。このところ、米国のT氏の共和党候補決定といい、想定外の政治的ニュースが続いている。それだけ、イギリス国内も米国同様、経済格差と鬱積した不満が大きいということなのだろうか。

全世界的に内向きな政治が主流となってきている。低金利政策の中、マネーは投資先を探し求めて彷徨っている。当分、ポンドとユーロ安は続くと思うが、それが円にきたら大変である。また実体のない円高が不況を呼び起こすからだ。と、言っているうちに$1=99円になったらしい。マネーは「円」にやはり向かってきたか。

とはいえ、私は外地にいるヒト故に両替するとなると少しばかり助かるのである。但し、マレーシアのリンギットはそんな単純ではなく、円やユーロ、ドルなど多くの主要通貨と連動するシステムで、かなりの固定的な為替故に無茶苦茶得をするという感じではない。

これからどうなるのか?さっそくスコットランドが分離独立してEUに残留したいと言い出しているらしい。うーん。ロンドン市場もドイツ市場も株価は一気に下落してから取引が始まったらしい。これも、うーん。で、ある。

さっそく生徒が、「これからどうなりますか?」と職員室に聞きに来た。ありがたいことだが、さすがに読めない。イギリス経済にとってもドイツ経済にとっても、EU全体の経済にとっても、そして日本の経済にとっても、メリットは感じられない、としかいいようがない。中国がちょっと喜ぶだけかな。

うーん。と唸るのが一番正しいのかもしれない。

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