2016年6月19日日曜日

IBTの話(11) 6月EJU当日

国費生を運ぶスクールバス/寮の近くで
朝7:00すぎに、国費生の寮のそば、スクールバスがいつもいるところに参上した。今日はEJU(日本の大学に留学を希望する外国人学生のための試験:文系なら日本語+総合科目+数学ⅠA、理系は日本語+物理・化学+数学ⅡB・Ⅲ)の当日である。この試験、6月と11月に実施されるのだが、多くの生徒は、11月を目標に学んでいるので、まあ今回は腕試し、といったところだ。

したがって、生徒諸君も比較的余裕があり、笑顔である。会場で、私費生も合流し、多くのIBTの先生方とともに激励した。本当は、昼の総合科目の試験の前までいて、その後帰るつもりだったのだが、結局最後まで、担当のK先生のお手伝いをA先生とともにすることにした。

このお二人、よく働く。よく気が付く。私などは、まだまだわからないことが多いので、勝手に動くことを避けているのだが、なるほどこうするのかと気付かされることばかりである。11月には、もう少し貢献できることも増えると思うのである。なかなか新鮮だ。もし、H高校に残っていれば、長老として、若い先生の動きをじっと見て多少の激励をするくらいだったと思うのだが、ここでは新米の一兵卒。実にいい。教科以外の実力は、これから磨かねばならない。こういうことを望んで、渡馬してきたのだから、と改めて思った一日であった。

0 件のコメント:

コメントを投稿