![]() |
https://mononoke.asablo.jp/blog/2023/03/29/9572859 |
「コンクラーベが終わったね。」と言うと、さすがはイタリア人、もちろん知っていた。
新教皇は、アメリカ生まれで、ペルーで長く活躍していた。レオ14世を名乗ることになったのは、19世紀のレオ13世(画像参照)を尊敬している故らしい。興味があったので、少し調べてみた。レオ13世は、トマス・アクィナスの神学を用いて科学と宗教の共存を志向し、労働者の権利を認め、資本主義の搾取に警告(但し、マルクス主義や社会主義は否定している。)した教皇で、レオ13世のように社会問題に関わり、弱者に寄り添いたいと、前教皇のフランシスコの改革路線を継承する旨を新教皇は発言している。
私は第三者であるので、これ以上のコメントは避けるが、なんにせよ新教皇が誕生し、バチカンの地元・イタリアの青年との会話もあった一日であったわけだ。
0 件のコメント:
コメントを投稿