https://www.unicef.or.jp/ kinkyu/bangla/2004_0827.htm |
とはいえ、私はソフィスト(無知の無知の意)ではないので、意外な発見というか新たな学びをすることが度々ある。災害については、新指導要領で地理で教えることになっており、必出の問題なのであるが、今まではあまり教えていない内容である。
今日、解説した表問題で、災害の種類(水害・地震・火山・地すべり・竜巻)と4カ国の数値(1950年~2006年の死者100以上の発生件数)のものがあった。4カ国(アメリカ、中国、バングラディシュ、フィリピン)は、すでに明かされており、それぞれの数値からアメリカに該当するものを選べというわけだ。
ここでは、何よりまず竜巻に注目するべきである。竜巻とくれば、OZの魔法使いではないが、アメリカである。しかし、7回と8回というふうに、2カ国が表に数値が書かれている。他の2カ国は0なので、この時点で絞られる。で、2カ国を対比すると、地震・火山が、0・0と2・1に分かれる。2・1の方がアメリカだとわかるわけだ。西海岸には、ずれるプレート(サン・アンドレアス断層)があり、地震が多いし、ロッキー山脈は新期造山帯でイエローストーン国立公園などは、世界最大のカルデラであるからだ。
こういう知識と類推的思考が正解を呼び寄せるわけだが、もうひとつの竜巻が多い国とはどこか、気になった。それがバングラディシュなのである。世界でも最大クラスの竜巻ベストテンというHPでは、1989年の死者1300人を出したダルテォプーサルトゥリアの竜巻が第1位、さらに3位・4位・6位・8位と5つもランクインしていた。https://zatsugaku-mystery.com/strongest-tornado/
これは知らなかった。大きな発見であった。ちなみに北米やオーストラリア、ロシアなどの大陸性気候のところが起こりやすいそうだ。
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