2024年12月21日土曜日

学院のクリスマス

学院はカトリックの学校なので、クリスマスが近づくにつれ、いろいろと発見があった。朝礼では、11月が追悼の讃美歌だったのが、12月に入って一気にクリスマスの賛美歌になった。有名な「もろびとこぞりて」の歌詞が違うバーションもあった。徐々にクリスマスに向かっていると思ったのが、学院の技術さん(公立高校では管理作業員さん)たちが、いたるところにライトアップ作業をしておられたこと、さらにクリスマスツリーも置かれるようになった。(クリスマスツリーはルター派が起源であるが、講堂で行われるミサなど公では登場しないものの構内にはいくつか置かれていた。)

昨日は、朝1限の授業の後、5・6限で特進コース向けの公共の倫理分野を希望者に講じた関係で、時間があったので、3・4限に行われた中高合同のクリスマスタブローの練習を講堂に見に行ってきた。このタブローというのは、キャストのストップ・モーションにナレーションが入る紙芝居のようなものである。ここに、合唱(コーラス部・3年生の音楽選択者・中学生生全員・高校生全員など色々)や吹奏楽部、ハンドベル部などが参加し、様々な組み合わせで構成されたイベントである。この時は、キャストは制服のままであったが、当日は、天使やマリア・ヨセフ、三博士や羊飼いの衣装を身に着け、照明(これも音響ミキサーと共に技術さんが担当されているらしい。)も見事だということであった。私は、そもそもイベント屋なので、頭の中で進行表を作っていた。(笑)生徒の導線やキャストの配置図など時間軸を中心に描き、音響照明も合わせて1枚の進行表にすると、なかなか複雑である。指揮されている担当の先生方のご苦労がしのばれるし、ちょっと昔のことを思い出したりして、懐かしい気持ちになったのだった。

残念ながら、当日の今日は2ヶ月前から決まっていた通院の日であったので参加できなかった。来年は是非本番を見てみたいと思う。というわけで、クリスマスタブローの写真はなく、今日の画像は、2年生の教室に飾られていたステンドグラス的生徒作品(担任の先生によると宗教科の時間に作成したということである。)にした。これもなかなかクリスマス的である。

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