2019年9月8日日曜日

MAY Bankの恩返し/帰国

日本時間では日付が変わってしまいましたが、さきほど無事帰国しました。朝8:30に、コーディネーターのJ女史に部屋を見てもらって、住処を出ました。妻が1週間かけてピカピカに掃除していたので、J女史も驚いていました。さすがThe Japanese. 来た時よりも美しくという日本の美学です。(私が手伝ったのは5%くらいかと思います。)

フライトの時間までたっぷりとありましたが、とくかくKLIA2へ。仏の御計らいでしょうか?エレベーターを降りると、清掃スタッフの女の子とバッタリ出会いました。莫大な引っ越しのごみ処理をすでに綺麗にやってくれていたことを妻が御礼を言う機会に恵まれました。さらにセキュリティには、日本語が話せる最も世話になったおじさんがいて、最後の挨拶の機会に恵まれました。タクシーを拾おうと外に出ると、650番のバスがきました。その運転手は私が共に記念撮影したサングラスの彼。わざわざ停車してくれて、「乗るかい?」「いや、KLIA2へタクシーで行くので…。」という会話が出来ました。最後に握手して「Good luck!」となりました。

すぐ来たタクシーに乗ってKLIAに着きました。まずは、MAY BANKで最後の両替です。先日の木曜日にIさんにパスポートを預けたので、結局空港で両替をすることにしました。どっちみち円高で盲目的両替なので損することは覚悟の上です。実際レートは悪かったのですが、担当のお兄さんが、たくさん両替したからか、粗品だといって白い箱入りの水筒をくれました。正直なところ、LCCであるエアアジアの機内持ち込み制限の7㎏が頭痛の種だったところに、新たなものが増えて、ありがた迷惑な気持ちでした。
札のチェックを終えて、チェックインに向かっていたら、さきほどのお兄さんが、「忘れ物だよ」と水筒をわざわざ追いかけて持ってきてくれたのでした。無意識のなせるわざでしょうか、窓口に水筒を置き忘れていたらしいのです。わざわざ追いかけて持ってきてくれたという彼の行動に感激しました。で、水筒をよく見ると、金色で、メイバンクのロゴ付き。なかなかおしゃれなものでした。彼の好意に報いるためにも絶対に日本に持って帰ろうと思ったのでした。

機内持ち込み制限7㎏は、さすがマレーシアでした。妻の小さめのスーツケースをはかって7.3㎏ほどあったのに、オケラーでした。私のザックやバッグも計らずでした。というわけで、めでたく水筒も日本に持って帰ることができました。

メイバンクには、作ったカードを最初に使ったときにATMに食べられるという大事件があり、以来あまり良い印象がなかったのですが、最後の最後に空港の両替担当のお兄さんのおかげで、恩返しを受けたような気がします。思えば、ミッドバレーの牛丼屋でお金が足りず、中国人青年がRM3出してくれたという好意から私のマレーシア生活が始まりました。最後もこのような好意で終わることになりました。つくづくありがたいと思います。この水筒、大事に使いたいと思います。マレーシア万歳。

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