2019年9月11日水曜日

文系の為の中学数学理解本

引っ越し準備第4日は、自宅内で愛媛に持っていきたいものを探していた。一番見つけたかったのはリキテックス。アクリル絵の具である。ところがこれが見つからない。CDもお目当てのゴスペルのCDが見当たらない。今日のところは早めにあきらめた。陽水の「夢の中へ」が頭の中で流れ出したからである。(笑)

ところで、月曜日に「東大の先生!文系の私に超わかりやすく数学を教えてください!」(西成活裕・郷和貴著/かんき出版:2019年1月発行)という本を購入した。未咲輝塾では、数学や英語を教える機会が全くない、とは言えない。特に数学は、高校卒業以来、関係性をほとんど断ってきた。(笑)だが、塾で必要ならば対応したいし、少なくとも数学ダメダメ~でないようにしたい、そんな思いから購入したのだった。

わりと売れている本のようで(15万部突破のベストセラーらしい)、内容については、あまりふれない方がいいと思うが、たしかに分かり易い本だった。昔習った二次方程式の解の公式の意味が初めてわかった。文系人間は、特に数学をメタから見ることを教えてもらってない。この本では二次方程式をのRPGのボスキャラとして捉えているところなど、なかなか新鮮だった。私も一応社会科のベテラン教師として、倫理をはじめ、メタに見ることができる。だからこそ西洋哲学の木などと概説できるのだ。世界史も地理も政治経済も同様のメタな視点を身につけた。数学にも当然、そういうメタな視点が必要なのだと思う。

明日は、図形と特別講義の微分積分を読む予定。著者には、是非とも高校数学の続編を期待したいところだ。できれば、数Ⅰ・Ⅱ、数A・Bの文系と数Ⅲ・数Cの理系の分冊でお願いしたい。そのココロは、文系の分だけ読みたいからである。(笑)

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