2013年8月23日金曜日

祝イチロー日米通算4000本安打

私は、イチローの大ファンである。ついに昨日、日米通算4000本安打を達成した。イチローも試合後のインタヴューで言っているように、ヤンキースのチームメイトが、試合中にもかかわらず、一塁のイチローのもとに祝福に来てくれたことに感激したというのは、この記録があくまでイチローの中でも「日米通算」である事を強く意識していたからに他ならない。さらに上の記録をもつピーター・ローズ氏も、日本での記録をマイナーでの記録扱いする発言をしている。憤慨している人もいると思うが、ある意味筋が通っていると私は思う。

ピーター・ローズ氏が言うように、日本とメジャーでは、試合数も違うし、移動距離も違う。過酷であることも事実だ。日本がワールド・ベースボール・クラシックで二度優勝して、メジャーとの距離が縮まったとはいえ、メジャーはメジャーとしての矜持がある。だからこそ、イチローも松坂もダルビッシュも燃えるのだ。イチローはそういう意味合いをよく理解しているわけだ。

もし、日本のプロ野球で活躍するアジア人の選手がいたとして、自国のプロ野球でのホームラン数と合わせて、王選手を抜いたとしよう。それを日本人は認めるだろうか?それと同じことだ。

イチローとしては、4000本打った事を素直に喜びたいところだろうが、必要以上に大騒ぎされることは反対に困るところだろう。私は静かに、彼の偉大さを喜びたいと思っている。

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