2013年8月24日土曜日

日経 国連のサムライ

下記WEB記事から
昨朝、火事のさわぎの後、モーニングで日経を読んでいたら、最終面の交遊抄で、外務省のアフリカ部長岡村善文氏の「国連のサムライ」が目にとまった。およそ、次のような内容。

1999年8月、岡村氏は日本政府から国連コソボ暫定統治機構に派遣された。ところが、ここでは仕事は自分で見つけろと言われて困惑する。結局住民の住宅の修復にあたることになるのだが、国連職員の井上健氏が知恵をかすのである。日本からの資金を配布するのではなく、資材を調達して配布することとし、日本からボランティア17名を呼び寄せ2000戸を修復し、越冬難民を出すこともなく成功裏に終わった。その後、井上氏は民族対立の激しい地区の市長を務め、住民と格闘しつつ復興に取り組んだという。さらにその後井上氏は東ティモール、そして最近はソマリアで頑張っているという。

「組織に頼らず、難関に立ち向かう紛争地のサムライ」と、岡村氏は井上氏を評している。井上氏のように、地道に地球市民のスタンスにたって頑張っている日本人がいるわけだ。井上氏も緒方貞子氏同様、決断できる人であり偏見のない非日本人的な人だと思う。「組織に頼らない」という修飾語は極めて示唆に富んでいると私は強く感じだ次第。

<井上健氏の活躍を載せているWEB記事>
http://search.babylon.com/imageres.php?iu=http://www.unforum.org/unstaff/img/84-1.JPG&ir=http://www.unforum.org/unstaff/84.html&ig=http://t2.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcQ7qU5h9r7_W4zgGrkmdN-Cz3zhmSJ6PD3zNRwytnaBizDnGIP8-QozlPk&h=3

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