2015年10月31日土曜日

神戸の大英博物館展を見に行く

妻が「どこか、行こう。」と前々から言っていた。愛妻家というか恐妻家というか、私はこの言に弱い。で、妻の第一希望の神戸市博物館「大英博物館展」に行ってきた。この展覧会、大英博物館の比較的小さな展示物を100紹介し、世界の歴史を綴ろうというカタチをとっている。

http://www.roomie.jp
/2015/03/243035/
とにかくたくさんあったので、何が一番良かったかと問われると困るのだが、古代ではウルの箱、ガンダーラの仏像もよかった。中世ではカール5世が教皇に送ったメダルなどが印象に残る。そんななかでも、近現代の部のモザンビークの「銃器でつくられた母像」(画像参照)が一番。以前民博で武器で作った彫刻展をやっていたのだが、見逃したゆえだと思う。

大英帝国というのは、凄い財力と収奪力を持っていたことが今更ながらわかる展示会だったのだった。やはり、現地に行ってみたいと、ロゼッタストーンのレプリカを見ながら思ったのだった。

ちなみに帰りの通路で、101点目に、いくつかの現代の品の中から推薦するコーナーがあって、私は「母子手帳」に一票を入れた。(14年8月30日付ブログ参照)

さてさて、今日の神戸はハロウィンの仮装をした家族がいたり、大丸百貨店には、謎のメノラー(ユダヤ教の燭台)のフラッグがかかっていたり(妻が発見して、何故だろうと騒いでいた。)して、ちょっと違う感じだ。その後、妻の希望で、北野のモスクに行くことになった。私も久しぶりである。相変わらず、入場は自由。ちょうど、マレーシアのムスリムの方を中心に、見学者相手の座談会のようなものをやっていた。「豚を食べない理由」を雑食で、汚れているということを、「科学的?」に解いておられたのだが、私と妻は、「神定法だから。」でいいのではないか、と内心思っていた。変に日本人に理解してもらおうと無理している感じがした次第。さらに、神戸シナゴーグまで歩いた。こちらは、当然入れそうな雰囲気はない。(笑)

坂を下りて三宮にもどろうとしたら、外国食品の専門店があって、妻はメイプルシロップと乾燥ポルチーニ茸を買った。特に、ポルチーニ茸はなかなか手に入らないモノらしい。まあ、妻が喜んでくれれば、それで良いのである。そんな一日だった。

0 件のコメント:

コメントを投稿