2019年12月17日火曜日

地域経済学 伊方町の統計2

限界集落という言葉がある。65歳以上の高齢者の人口比が50%を超えている集落を意味する。伊方町全体で見れば、12月1日現在で、人口9129人、高齢者人口は4231人なので、高齢者人口比は46%。まだ限界集落ではない。しかし細長い佐田岬半島には、背骨のような国道197号線(メロディーライン)から海岸線に降りる道がいくつもある。これらの道の先にある集落の多くは、かなり限界集落に近づいている。
この資料は、伊方町の小学校区ごとの人口変化と生産年齢人口の変化を示している。これによると、伊方町役場のある伊方小学校区と我々が住む三崎小学校区だけは、比較的生産年齢人口が多いが、他の校区は限界集落に近づきつつあることがわかる。(数字で定義する限界集落というよりも地域の運営が厳しくなっているという意味において、である。)

先日、そんな集落の1つ、名取に行ったとき、空き家が多く、地元の人に聞くと売りたくても売れないから年に一二度帰ってくるくらいなんだそうだ。人口減少、高齢化にどう取り組めばいいのか、実に悩ましい問題である。
放課後、I先生に、エシカル甲子園のための生徒の練習に呼ばれた。三崎高校の生徒が高齢社会の中で、いざと言うときの防災行動をとるために、いかに地域を大事にしているかがよくわかった。避難所になった際の校内の配置や、車いすの使い方などを練習する姿を見て、改めて、三崎に来てよかったなと思う。

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