2022年1月25日火曜日

受験の世界史B 研鑽ー40

https://ameblo.jp/tabizorashihurusya/entry-12624209447.html
現在の中国共産党政権の悪口を昨日書いたところで、中国史の研鑽に突入しようと思う。昔々中国史はやったので、空白地帯ではないのだけれど、また反対に「史記」を参考に詳しくやったのだが、受験の世界史ではないので再研鑽したい。

まずは、「世界史の見取り図」にあるメタな中国概観から。現在の中国の領土を元に考えると、(これは地理のカテゴリーでもあるのだが)東北部(=満州)にはツングース系の女真族(17世紀から満州人と呼称)が居住。その西にあるのが現在の内モンゴル自治区でモンゴル人が居住。西域で北部の東トルキスタン、現在の新疆ウィグル自治区でトルコ系ウィグル人が居住。西域南部は、チベットで、チベット人が居住。ミャンマーやラオスとの国境沿いは、雲南で、歴史上中国とは言えない地域でタイ人やビルマ人が居住していた。いわゆる漢人の居住する中国は、黄河流域、長江流域から南シナ海までの地域。ずいぶん小さいわけである。(淮河より北は華北、長江流域は江南、その南が華南)

そもそも、この漢人の中国以外の地域を「胡」と呼んでいた。しかし、歴史の流れの中で胡漢融合が進む。

中国の歴史は、黄河文明(前期は仰韶:ヤンシャオ、後期は竜山:ロンシャン)に始まるとされるが、長江文明があり、河姆渡:かぼと遺跡、三星堆:さんせいたい遺跡が発見されているが、後者は文字がないので、黄河文明の方が光を放っている。

https://inookahikaru.at.webry.info/upload/detail/002/843/
99/N000/000/003/155661839659991919177_rDSCN9103.jpg.html
*ちなみに、この三星堆遺跡の展覧会に行った記憶がある。目玉の飛び出た青銅器の彫像に大きな衝撃を受けた。

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