2018年2月26日月曜日

アメリカの銃規制の山が動く

これまで、学校を狙った銃乱射事件が度々起こったが、全米ライフル協会は不動だった。その理由は、先日(22日付)エントリーしたように、アメリカに文化の基盤だからだと思う。しかし、今回のフロリダの件は事情が違う。彼らの支持する共和党の大統領の対応の稚拙さが全面に出て、全米ライフル協会は完全なヒール(悪役)に転じている。

今日の報道によると、全米ライフル協会と関係のある(つまりは会員に割り引き等をしている)企業へのボイコット運動に発展し、関係を絶つ企業が続出しているらしい。
https://www.businessinsider.jp/post-162787

デルタ航空、ユナイテッド航空、ハーツ(レンタカー大手)、ベストウェスタン(モーテル大手)などである。これらは、私がアメリカ旅行に行った際利用した企業ばかりだ。

12点の男は、カンニングペーパーを持って高校生と対話した。側近の書いたペーパーがないと、慰めの言葉も語れない男らしい。そんな男に教師が銃を持つべきだと言われて、黙っていれるほどアメリカの知性も理性も落ちてはいなかったらしい。

この全米ライフル協会への反抗は、その支持を受けている12点男への反抗でもある。、この両者は同じ穴の狢だと多くのアメリカ人は考え出したのではないか。「恥を知れ」と。

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