2018年2月19日月曜日

旧正月の花火・特等席の悲哀

昨年の旧正月は、妻も一時帰国中で、しかも西向きの部屋だったのであまり良い思い出がない。やたら深夜の花火の音に悩まされたことばかりである。
今年は、東向きの部屋に移って、窓からタマンデサの街だけでなく、KLの東南部を見下ろすことができる。8時過ぎになると、あちこちで花火が上がり、なかなか楽しめるのだ。真っ正面に高級住宅街があって、さすがお金持ちという花火が上がった。大玉で、なかなかのものだ。竜が昇っていくようなものもあって、妻と「ブラボー!」と歓声を思わず上げてしまった。

残念なのは、花火の特等席にいながら写真が撮れないことだ。今手元にあるカメラでは到底上手く撮れるはずもない。ところが、今、日本の実家で5月の妻の帰国を待っている私の次の愛機・Canon G1X markⅡは、花火の手持ち撮影も十分可能で、しかもかなり芸術的な写真も撮れそうなのだ。ここは、じっと我慢するしかない。

そんな待ち焦がれているカメラなのだが、G12を入れるのに重宝していたカメラケース(これはナショナル・ジオのアフリカコレクションの一品なのだ)が、サイズ的に無理なことがわかった。G1X markⅡは、レンズの部分が出ている(ここで様々な絞りやシャッタースピードなどの設定や微妙なぼかしのピント合わせを行う)ので、入らないのだ。で、少し大きめのナショナル・ジオのちょっと古いEarth Exploreコレクションものをアマゾンで注文した。Canonオリジナルのカメラ・カバーを求めるような趣味はないし、といってカメラを守るためには必要不可欠である。で、妻に一言申し出ておいた。(これは自分を守るために必要不可欠である。)もう発売からだいぶ経っているので、かなり安く買えたのも嬉しい。

今日は、我がクラスの大事な学生が来てくれて、これからの話も出来た。安心を得た。これまでの長い戦いを振り返って、ちょっと自分にご褒美。

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