2017年1月22日日曜日

IBTの話(75) 謝恩会

学生手作りのスイーツが並んでいる
昨夜は、F36国費生の「謝恩会」であった。会場となる彼らの寮は、タマンデサにあるので、妻と徒歩で向かった。ケーキなどは朝から、それ以外は午後から女子学生が手料理作ってをくれた。男子学生はおそらく会場の設営やら、運営をやってくれていて、まさに学生による手作りの謝恩会であった。文系の学生は、昨年4月から、理系の学生も今月になって授業をしているので、全員顔なじみだ。料理やスイーツ、フルーツやジュースなどをいただき、いろいろと懇談した。妻も何度かIBTの先生方ともお会いしていて、顔なじみなので、私が自由に動いても、妻は妻で十分楽しんでくれていた。
ブラック・マジック中
面白かったのは、A君がやり始めた「ブラック・マジック」である。この秘密を知っている者は、司会者と回答者に別れて、知らない者が指定するなにか(たとえば身につけているもの、コップ、人など)を的確にあてることができるというものである。
A君が、私に「なにか指定してください。Aさんが当てます。」と言う。そこで、私がスプーンを黙って指定する。「わかりました。Aさん、目をあけてください。」「これですか?」「いいえ。」「これですか?」「いいえ。」「これですか。」「ハイ。」おおお~。当たったがな、という感じである。私は50回くらいやってもらって、その謎がやっとわかった。なるほど、「ブラック・マジック」である。最初は目の動きや、指の差し方、あるいはコトバに秘密があると思った。だが、全然違う。A君に「これは、イスラム法・シャリーアで許されている黒魔術か?」と聞いて大笑いされた。(笑)マレー系の学生の半分くらいが、この「ブラック・マジック」を使えた。全く、イスラム教とは関係がない。念のため。(笑)
学生手作りの料理 サテ-もあるよ。
今年の学生は、極めて優秀らしい。学業もそうだが、こういうイベントの運営もなかなか団結してうまくやってくれた。こういう学生に最初に接したことは、以後の私のIBT生活にとっても、大きな財産になるだろうと思う。彼らが卒業した後、このF36に追いつき、追い越せということになるだろうと思うのだ。

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