2017年1月30日月曜日

トランプ=プロレス政権論

http://wedge.is
media.jp/articles/
-/8192?page=3
東洋経済のWEBに、在米の投資銀行家の山口正洋氏の記事(トランプ政権の「化けの皮」はすぐに剥がれる)が載っていた。なかなか興味深い内容で、在米の人ならではの、トランプ政権をめぐる人々やマスコミに対する冷静な俯瞰が述べられている。さらに続いて、こんなことが書いてあった。

トランプ政権は、あのWWEのようなプロレス政権だというのである。「お前殺すぞコノヤロー!」と過激にショーアップして、とんでもない技をかけてくるが、真剣にやらないのがプロレス。つまり手を抜き、相手が受け止めれる範囲でかけてくる、というトランプ=プロレス政権論である。

…たしかに、プロレスの「アングル」(興行を盛り上げるための、抗争などの筋書)よろしく、プアー・ホワイトを熱狂させたが、閣僚の実態を見ると、結局、嘘つきとしか言いようがない。プワー・ホワイトとはかけ離れた政権である。

…WEB上のニュースでは、例のシリアを始めとしたイスラムの人々の入国禁止を受けて、空港が大混乱し、抗議デモが起こり、裁判所がこの大統領令に対して異議を申し立てている。違憲だという意見も強い。もう無茶苦茶だ。おそらく、トランプは、水攻めの拷問の件のように、言うだけ言って閣僚に後の処理をまかすのだろう。

山口氏は、このシーンをトランプのTV番組「アプレンティス(見習い)」と同じだと記している。素人を集めて金を渡してビジネスをやらせ、かなりの無理難題を押し付ける。ダメになると「お前はクビだ。」となる。これをホワイトハウスでもやろうとしているのではないか、それが山口氏の危惧である。

サポートしている共和党の人材がなんとかしてくれるという楽観視するむきもあるが、トランプ政権は自動ブレーキやABSなどの近代的な安全装置が全くついていない馬力だけがでかいアメ車のようなもので、ガソリンだけガバガバ食ってぶつかったら大破する、という覚悟が必要、と山口氏は主張している。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170128-00155851-toyo-bus_all&p=1

…なるほど。まったく、とんでもないことになったもんだ。だが、アメリカの三権分立、就中、裁判所の違憲立法審査権の効力を私は信じたい。今や、ジェファーソンの残した偉大なシステムだけが、世界を救うかもしれない。

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