2017年1月26日木曜日

トレンガヌ州のニュース

トレンガヌ州 https://www.expedia.co.jp/Redang-Island.d6142189.Travel
普段、マレーシアの国内ニュースは、南国新聞や「Mtown」などの日本語フリーペーパーから情報を得ている。IBTのある日本人会館には、それらが置いてあるので、非常に便利である。

最新の「Mtown」誌に、興味深いニュースが載っていた。M先生に教えていただいたのだが、トレンガヌ州で、二輪車に乗っていた未婚のカップル26組を宗教局が拘束したとのこと。同州の2001年シャリーア刑法第34条に定めるわいせつ罪に該当すると判断したという。12日の夜9時から未明にかけて同局と陸運局が取り締まりをした結果、後部座席の座る女性が運転する男性に密着したり男性のポケットの中で手に触れていたりしていたらしい。拘束されたカップルは、その後教戒され、宗教局の取り締まり記録文書に署名後、釈放されたとのこと。
M先生と、この記事について少し話し合った。トレンガヌ州というのは、マレー半島東岸にあり、マレー系の比率が高く、イスラム法も他州より比較的厳しい地域だというのが共通認識。さもありなんと言うわけだ。クアラルンプールでは、中国系のカップルはかなり自由にイチャついているものの、マレー系の男女はそういうことはない。だが、こちらでも夜の二輪車でそういう行動をとっている若いカップルがいる可能性は否定できない。

日本から見れば、意外なハナシだとは思うが、マレーシア滞在が長くなるにつれ、特にトレンガヌ州のことだし、これが隣のケランタン州であっても別段驚くに値しない、至極当然のような気持になっている私がいる。

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