2013年12月25日水曜日

毎日 「武器の父よ さらば」

http://oka-jp.seesaa.net/article/360777650.html
カラシニコフ氏が94歳で逝去したという報道が流れた。(毎日新聞24日夕刊/ヘミングウェイをもじった粋なタイトルも、その記事のものである。)彼の手によって生み出されたAK47は、7000万丁以上が製造され、100カ国以上で使用されてきたという。軽くて丈夫、しかも部品が少なくて手入れが容易なのが特徴である。ゴルゴ13でも、米軍などが使用しているM16との対比がされている作品(第493話/激突!AK-100vsM-16)があり、たしかに史上最高の突撃銃なのだと思われる。アムネスティ・インターナショナルは、AK47を「世界で最も好まれる殺人兵器」と呼んでいる。

カラシニコフ氏は、「このAK47を作ったきっかけは、祖国をナチス・ドイツから守るためだった。今必ずしも正しい目的使われていないのは痛ましくつらいこと。戦争は(技術者ではなく)政治家の責任だ。」と生前述べていたという。

ナチス・ドイツから祖国を守ることが正しい目的だと言い切れるのか、言い切れないないのかは議論のあるところだと思うが、平和日本に暮らす私などから見ればどうも納得がいかないところがある。ソ連時代を含めてロシアでは、彼は「国家英雄」なのだという。うーん。

…エンジニアをしている知人の箴言。同じくエンジニアを目指す大学生の息子にこう言ったのだ。「我々理系の人間は哲学を持たなければならない。」私は完全文系だが、理系の友人も多い。彼の言は、ともすれば、理系の人が陥る危険性を鋭く突いていると思う。

今日の画像は、アフガニスタンの戦場の落書きの横に置かれたAK47。「天国の絶景は、地獄から見る景色だ。」

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