2013年12月20日金曜日

校内球技大会’ 13冬

初戦 第一体育館にて
校内球技大会である。先日からの雨で、水はけの悪い本校のグランドは使えないということで、ミニサッカーの競技は中止ということになった。バスケットボールを4セット(バスケット・エントリー組男女+サッカー・エントリー組男女)で戦う方式になった。サッカーもそうだが、バスケットは、特に経験値が大きく作用する競技だ。上手い者と下手な者の差が大きい。

特に、最初の2セットは、現役のバスケット部は1人しか入れないルールだが、中学での経験者も多いし、野球部やサッカー部など本来的に、体力もあり運動神経のいい生徒が多い故、私が舌を巻くほど、上手いのだ。特に男子は見ごたえがあった。初戦は、隣の4組である。いつも体育を一緒にやっているので、手の内がわかっているし、仲良く昼休みなど球技大会にそなえて練習していた。好ゲームの末、バスケット・エントリー組男子は結局0対0の引き分けに終わった。で、女子の頑張りもあって、4セット合計で2点差で辛勝したのだった。まるで優勝したかのように我が5組は盛り上がった。夏の大会はドッジもバレーも結局6位だったしなあ。賞状が狙えるというわけだ。

準決勝は体育科とあたった。みんな本気である。観客も多いのでアドレナリンの大放出。ガンガン攻めて、ガンガン守る。結局現役のバスケット部がいない我がクラスは、リバウンドの差が出て敗退した。しかし、まだ賞状のチャンスはある。普通科対決で3位入賞を狙う。

3位決定戦前に 全員で円陣
3位決定戦前、女子が「円陣を組むでぇ。」と言い出した。男子も答える。我がクラスの団結力はなかなかのものだ。文化祭以来、男女とも仲がいい。応援も本気だ。前半戦は我がクラスがリードしていたのだが、相手の3組には現役バスケット部がいる。最後は、その経験値がリードをひっくり返し、2点差で敗れたのだった。みんな、無茶苦茶悔しがっていた。いいなあ。私は、30年以上高校生と付き合ってきたが、こういう時、いつも彼らの純粋な気持ちに心が洗われる。

SHRで、女子のクラス代表のM君が、「写真を撮りたい。」と言い出した。負けても、賞状が取れなくても我がクラスは我がクラス、No1なのだと言いたいのだろう。学校内で携帯電話は使用禁止なのだが、あえて目をつぶって生徒の携帯電話で写真を撮った。きっとLINEで流して、全員でシェアするのだと思う。ちょっとルール違反を犯したわけだが、今日はフェアプレーで頑張った生徒たちだ。許してもらえるだろう。

ところで、球技大会後、2年生だけで学年集会をもった。11月24日にエントリーした修学旅行のレクリェーションで、「H1」(Hは本校の頭文字。1は漫才のNo1を意味する。つまり、漫才コンテストである。)という企画があったのだが、時間切れで3組が演じれなかったので、その続きをやったのだ。全員が揃うまで、当日のダンス部の演技などのビデオを流し、雰囲気を盛り上げた。「(修学旅行先ではないので)やりにくいっす。」という出演者の声を受けて、せめてもの配慮である。審査をしていただいた担任外の付き添いの先生方も来ていただいて、H1を決定したのだった。音楽(軽音)部が、是非生バンドで(修学旅行のテーマ曲である)「全力少年」を最後に演奏し、全員で合唱したいと言うので、OKした。やはり無茶苦茶盛り上がったのだった。…これで、私の修学旅行もやっと終わった。演奏を聴いて、ちょっとホロッときた。(笑)集合も早かったし、節度もあるし、盛り上がるし、ホントいい学年なのだ。

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